Dがニュー・シングル「REVENANT」を完成させた。同作は彼らが長年に亘って表現し続けているヴァンパイア・ストーリーの新たな物語が描かれた「REVENANT ~黒夜現の章~」と「REVENANT ~白昼夢の章~」2曲をリードに据えた形態をチョイス。カップリングも充実していて、ミニ・アルバムを彷彿させる密度の濃さを誇っていることが印象的だ。ハイ・クオリティーな新作についてDのメンバー全員に語ってもらったインタビューを、3部構成でお届けする。
Interview:村上孝之
――Dのニュー・シングル「REVENANT」が、4月18日にリリースされました。
ASAGI:今回は最初に「REVENANT ~黒夜現の章~」ができていて、そのときはサブ・タイトルもつけずに「REVENANT」という楽曲でいこうと思っていたんです。その後、カップリングを作曲していく中で「白昼夢の章」ができて、そこから2曲ともメインとして打ち出したいなという感じになっていったんです。それぞれの曲で描かれているのが同じ世界で時系列も同じだったので、同時に打ち出したほうが伝わり方やパワーが増すんじゃないかなと思って。ただ、その時点で「REVENANT」というタイトルは、もう発表していたんですね。両A面として「白昼夢の章」が「REVENANT」ではない別のタイトルだとリスナーを困惑させてしまうし、後からつけ足した感じなるのも嫌で、両方「REVENANT」というタイトルにして、サブ・タイトルで分けることにしました。