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昨年、25周年イヤーを完走したMUCC。これで一段落と思いきや、今年は6月9日の“69(ムック)の日”を皮切りに『MUCC 2024年TOUR』をスタートさせるという。ひたすら前進を続けるバンドの姿勢は頼もしい限りだ。しかも、そのツアーが始まる前には、ボーカルの逹瑯が、カヴァーアルバム『Pandora Juke Vox』とソロアルバム『COLORS』をリース!加えて両作品を掲げたツアーも開催するというからそのパワーには脱帽だ。ここでは貪欲なまでに活動を展開する逹瑯に、その2作品についてじっくり語ってもらった
Interview:海江敦士
――さて、『COLORS』の前に、アコースティックカヴァーアルバム『Pandora Juke Vox』もリリースされます。いや~、働き者ですね(笑)。でも、カバー曲って結構楽しそうなので、作業としてはスムーズだったのでは?
逹瑯:あのね~、カヴァーはマジで自分で作詞作曲しなくていいし、このアルバムの半分以上は去年の7月にライブでやっていてアレンジも済んだ曲だから、新しくアレンジしなきゃいけない曲が3曲くらいだったんですよ。なので余裕余裕と思ってたんですね。そうしたら……すげぇ大変だったっすね。時間が足りなかった……。
――油断しましたか(笑)。
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