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メタルに通じるラウド&テクニカルなテイストとエモさを巧みに融合させた良質な音楽性やイマジネーション豊かな歌詞、瀟洒なヴィジュアル、そしてバンドの世界観をそのまま具現化するライヴアクトなどにより、大きな注目を集めているゼラ。始動(2020年2月)と同時にコロナ禍が起こってしまい活動を大きく制限されたにも拘わらず、短期間で頭角を現したことからは彼らのポテンシャルの高さがうかがえる。まだまだミステリアスな部分も多いゼラの本質に迫るべくメンバー全員に集まってもらったインタビューを、2回に亘ってお届けする。
Interview:村上孝之
――club.Zyでインタビューさせていただくのは初めてですので、まずはバンドのプロフィールをお聞きしたいです。ゼラは、どんなふうに結成されたのでしょう?
氷翠:元々は僕がバンドを組もうと思ってメンバーを探していて、ミナギ(g)と出会って一緒にやろうという話になって。ちょうどそのタイミングで流(b)が組んでいたバンドが解散したので、声をかけたんです。そこからライヴをやるようになって、そういう活動をしている間にAqui(g)と出会って、今の4人が揃いました。ドラムはサポート・メンバーですが、結成当初からずっと同じ人が叩いてくれています。
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