米国では1400万人が重度のうつ病に苦しみ、3000万人が抗うつ剤を服用しているそうです。つまりアメリカ人の1割が抗うつ剤を飲んでいる!うつ病が風土病になっているのでなければ、抗うつ剤が国民的な嗜好品になっているということですよね。この傾向に拍車がかかったのは20年前の向精神薬プロザックの発売がきっかけです。医薬品の販売数量と、うつ病の診断数の増加には顕著な相関関係があります。これはいったい何を意味するのか? 心の状態を薬物療法 だけで解決してしまうということに問題はないのか?
* ゲイリー・グリーンバーグ(Gary Greenberg)精神療法士、著述家。日本語訳書に『「うつ」がこの世にある理由―作られた病の知られざる真実』字幕付き動画:
http://democracynow.jp/video/20100301-3
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