『北朝鮮をめぐる 日本の異常な煽り』 【Vol.1150】

皆さま ごきげんよう。
私の ブロマガを ご購読くださり、
ありがとうございます。
**************************************************

北朝鮮の太陽節４月１５日、 朝鮮人民軍創建

８５年を迎える ４月２５日と 核実験や ミサイル発射が

あるかのように 連日 報道されていた 日本のテレビ。

朝のワイドショーから 夜のニュースまで、 北朝鮮の

脅威を放送し、 今すぐにでも 戦争が始まってしまうような

コメントを 専門家でもない コメンテーターが喋っている

この現状を、 異常としか思えないのは 私だけでしょうか。

アメリカの原子力空母 カール・ビンソンが 今月８日に、

シンガポールを出港して オーストラリアに寄港する計画を

変更して 北朝鮮へと向かうと報道されました。

その報道により、 一気に戦争へと向かうかのような雰囲気を

伝える日本のマスメディア。 　１５日には到着すると報道されて

いたが、 １８日にアメリカメディアが 「実際には朝鮮半島には

向かっていなかった」と 報じ始めました。

その間の日本のテレビは本当にひど過ぎます。

ミサイルが発射されて、 日本に着弾したらどれくらいの被害か

発射された際の対処方法など こと細かく説明している姿に

違和感を覚えました。　また、 防毒マスクが売れていたり

核シェルターが高額にも関わらず 大人気だということですが

本当に北朝鮮が 攻撃をしてくると思っているのでしょうか。

先日、私は北朝鮮の在日本 朝鮮民主女性同盟 結成７０周年

公演に行ってきました。 その雰囲気を見たら 戦争のせの字も

感じさせることなく、 華やかで 美しく、 素晴らしい時間を

過ごせました。 約５００名の婦人方が 唄い舞い、 各種の楽器を

立派に 奏でました。 金剛山歌劇団 顔負けのパフォーマンスでした。

在日として 味わった 苦しみに耐え、 苦労を重ねて 今日の女性同盟は

発展してきました。 或る人が、 創価学会の婦人部より 強いよ、 と

いっていました。　「総連」は女性同盟の力なくして 存立しないとも。

無意味に 戦争を煽る日本政府、 マスコミ。　北朝鮮を

責める前に ダメダメな国会議員を責めるべきではないでしょうか。

日本が ここまで 国民に恐怖感を植えつけているのは、 憲法第９条を

改憲したいこと、 自衛隊を 国軍としたいのだと 思います。

双方とも 私は支持しますが、 （対中国・ロシアに向けてです）

こうまで北朝鮮に対して 意義なく 包囲網を張る 必要がある

のでしょうか。  

全世界で 〝核〟を 持っている国が ゼロならば、 北朝鮮は

弾劾されるべきです。 しかし イラン・インド・パキスタンが

核実験をしたとき、 このように騒ぎたてましたか？

誰が この国は核を保有していい、 この国は持っていけないと決めて

いるのでしょうか。 北朝鮮だけを責めるのは 公平でないと思います。

核保有国は アメリカ、 ロシア、 イギリス、 フランス、 中国、 イスラエル、

インド、 パキスタン、 イラン。

◆保有核弾頭数

　　ロシア　　　　約７３００発

　　アメリカ  　　約６９７０発

　　フランス　　　約３００発

　　中国　　　　　約２６０発

※参考資料

（"Status of World Nuclear Forces" Federation of American Scientists, March. 2016.）

アメリカの一番の輸出は 武器、 故にたえず 世界のどこかで紛争が

必要になり 敵を作るのではないでしょうか？

今度の 標的は 正に 北朝鮮。　そのために 日本と韓国にもっと

武装させ、 武器を売るのが狙いなのでは？

事実、　日本はアメリカから〝オスプレイ〟を 市場価格の２倍の

金額で 買っているという話も 聞いています。　韓国の買う THAADは

一体 いくらするのでしょうか。

先日 トランプ大統領は、 １００名の上院議員を ホワイト・ハウスに

招集、 １４分間 話されたそうです。  必要になったときの 軍事

オプションや 外交戦略が熟慮され、 真剣なブリーフィングを行われた

ということです。 その後、 北朝鮮政策を まとめた声明を発表し、

経済制裁の強化や 外交圧力で 北朝鮮を 核・ミサイル計画の放棄に

追い込む方針を示しました。 アメリカのような 大国が　小さな北朝鮮を

相手に ここまでしますか？

予想がつかないのは 金正恩氏だけでなく、 トランプ氏も同様。

皆さま　どう思われますか？

********************************************
では 皆さま 次号をお楽しみに。