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パンクラスのウェルター級チャンピオン阿部大治がUFCと電撃契約!9月23日のUFC日本大会に出場することが発表された。阿部大治は現在25歳。高校時代は柔道インターハイで優勝するエリートで、キックボクシングでもタイトルを奪取し、MMA転向後わずか1年3ヵ月でUFC登場という快挙となった。柔道エリートにして、MMA5戦中4KOという恐るべきストライキング能力。まさに“格闘モンスター”である阿部が、神の階級と呼ばれるUFCウェルター級でどんな活躍を見せてくれるのか? 阿部選手本人と、朱里に続いて契約にこぎつけたマネジメントの石井史彦氏に話を聞いた。
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――パンクラスでウェルター級王者に就いた阿部選手は「UFC日本大会に出たい」とアピールしましたが、本当に実現することになりましたね。
阿部 パンクラスの試合があったのは7月2日ですよね。聞くところによればUFCと交渉を始めたのが7月9日くらいからなので、ちょっと厳しいかなって思ってたんです。
――それがトントン拍子に話が進んで。
阿部 今回の日本大会に出られなくてもUFC出場という目標に変わりはなかったんですけど。試合が終わって3日後には練習を再開してたんですよ。いつ何かが起きて急遽出場となっても戦えるように準備だけはしようと。
――とはいっても契約できたことは驚きだったんじゃないですか?
阿部 UFCと契約できるという連絡が来たのは朝5時だったんですけど。テンションが上がってそのまま走りに行きましたね(笑)。
――ハハハハハハ! まあ興奮しますよね。
阿部 ウェルター級だと長谷川(賢)選手がDEEPの試合に勝ったら、UFC日本大会に出る……という話があったじゃないですか。でも、長谷川選手が負けてしまったので、もし日本人のウェルター級の枠が残るなら、同じ階級の自分に可能性があるのかなって思ってたんですけど。
――パンクラスのチャンピオンになってUFCと契約。わずか3週間程度の出来事ですよね。
阿部 まだ実感は湧いてないんですよね(苦笑)。戦う場所がUFCになっただけですからね。試合をすることは変わりないです。
――阿部選手はまだMMA5戦ですけど、それまでの経歴が凄いですよね。
阿部 柔道は高校インターハイで優勝(90キロ級)して、キックボクシングではJ-NETWORKのライトヘビー級チャンピオンになってます。
――格闘エリートというか。戦うために生まれてきたという。
阿部 そうだと思います(笑)。
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