堀口恭司など多くのMMAファイターをマネジメントしている石井史彦氏は、このたびUFCと契約した朱里のマネジメントも手掛けている。わずか1年で世界最高峰の舞台に到達した裏側を語ってもらった。



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「じつは6月上旬の時点で契約は内定していました」


――朱里選手UFC契約の件ですが、いつ頃から交渉されていたんですか?

石井 2015年のUFC日本大会の企画で『Road to UFC Japan』がありましたよね。あの企画に出た上迫(博仁)選手が負傷して、代わりがハルク大城選手になったじゃないですか。ハルク選手が出場するための交渉でラスベガスに来たときにボクがサポートしたんですが、朱里選手と同じボスジム所属ということもあって、ボスジムの関係者と雑談をしまして。そのときに朱里選手が今度MMAをやるということで「いつかUFCに出られればいいですよね」なんて話をしてたんです。

――朱里選手がMMAに出る前から接点があったんですね。

石井 朱里選手はプロレスやキックボクシングとか、MMA以外のコンバットスポーツをすべてやってきている。キックではチャンピオンでしたし、レコードは13勝1敗。UFCが欲しがる素材だと思ったんですね。

――朱里選手はパンクラスでMMAデビューしましたね。

石井 そのときはまだUFCと交渉をしてません。ボスジムからは「パンクラスでどれくらい経験を積めばいいのか」と聞かれたので「最低でも5試合はやらないといけないですかね」というやり取りをしてて。ボクがUFCに打診したのは3連勝したあとですね。

――2016年の年末ですね。

石井 そのあたりから具体的に動き出しました。そのときにUFCに尋ねたのは「どれくらい経験を積めばいいのか」と。UFCからは「最低でも5試合はしていないと難しい」という回答をもらいまして。



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