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「おしゃべりアベマ野郎」こと 大沢ケンジ 師匠のコーナー! 今回のテーマは 日本の格闘技界を変えた平成ベストバウト です! 【1記事から購入できる関連記事】 ・大沢ケンジのMMA原理主義者トーク「ボクシングはたしかに素晴らしいスポーツですけど……」 ・ 猿田vsパシオはどっちの勝ち? ONEの判定基準を考える! ・【徹底解説16000字】福田正人RIZIN審判部長に聞く「RIZINと競技運営の現状」 ・判定定基準が10倍よくわかるジャッジ対談■福田正人RIZIN審判部長×大沢ケンジ ・これでわかったRIZINの判定基準!■福田正人RIZIN審判部長×大沢ケンジ〜模擬ジャッジ編〜
―― 大沢さん!今日は「平成の日本格闘技界ベストバウト5」を挙げてください!!
大沢 これ、日本格闘技界だけってことなんですよね? マクレガーやロンダ・ラウジーも選びたかったんですけど……。
―― すいません、あえて日本縛りにしてみました。
大沢 名勝負というよりは、日本格闘技界の空気が変わった試合を選んでみたんですよ。まず94年のバーリトゥードジャパンの中井(祐樹)さんとジュラルド・ゴルドーの試合です。ゴルドーの反則で目が潰れてしまった中井さんがそこからブラジリアン柔術家に転向したことで、日本に柔術が広まったわけですよ。日本の天才格闘家が総合格闘技ができなくなったことで、柔術が文化として根付くっていう。中井さんは「俺が日本で一番最初のブラジリアン柔術家じゃないよ」とは言うんですけどね、日本の柔術の発展に一番貢献したのは中井さんかなって思いますしね。
―― 中井vsゴルドー、納得です!
大沢 古い試合ばっかり出てくるんですけど、2試合目はPRIDE1の高田延彦vsヒクソン・グレイシーを選びたいところですが、ボクが格闘技を始めるきっかけになった桜庭和志vsホイス・グレイシーです。
―― 鉄板の試合ですね!(笑)。
大沢 桜庭vsホイスはいままで見た試合の中で一番緊迫感があったんですよ。人生の中で一番緊張しながら東京ドームで観戦してて。
―― ボクも興奮しながら、あの90分間の死闘を現地で見てましたけど、いま見直すとそこまで攻防に……。
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