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大沢さん!今日は「平成の日本格闘技界ベストバウト5」を挙げてください!!

大沢 これ、日本格闘技界だけってことなんですよね? マクレガーやロンダ・ラウジーも選びたかったんですけど……。

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すいません、あえて日本縛りにしてみました。

大沢
 名勝負というよりは、日本格闘技界の空気が変わった試合を選んでみたんですよ。まず94年のバーリトゥードジャパンの中井(祐樹)さんとジュラルド・ゴルドーの試合です。ゴルドーの反則で目が潰れてしまった中井さんがそこからブラジリアン柔術家に転向したことで、日本に柔術が広まったわけですよ。日本の天才格闘家が総合格闘技ができなくなったことで、柔術が文化として根付くっていう。中井さんは「俺が日本で一番最初のブラジリアン柔術家じゃないよ」とは言うんですけどね、日本の柔術の発展に一番貢献したのは中井さんかなって思いますしね。 

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中井vsゴルドー、納得です!

大沢
 古い試合ばっかり出てくるんですけど、2試合目はPRIDE1の高田延彦vsヒクソン・グレイシーを選びたいところですが、ボクが格闘技を始めるきっかけになった桜庭和志vsホイス・グレイシーです。

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鉄板の試合ですね!(笑)。

大沢
 桜庭vsホイスはいままで見た試合の中で一番緊迫感があったんですよ。人生の中で一番緊張しながら東京ドームで観戦してて。

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ボクも興奮しながら、あの90分間の死闘を現地で見てましたけど、いま見直すとそこまで攻防に……。

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