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カニマンさん のコメント

ロビンさんの話がおもしろすぎる。ウルトラマンファンとしてはウルトラマンを名乗って欲しくない気持ちも少し…いや面白いけれども…(謎の葛藤)
No.5
34ヶ月前
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クラシックなファイトスタイルで己の道を突き進むHEAT-UP所属のプロレスラー、 インタビュー第4弾。今回はヒーロープロレスについて!(聞き手/ジャン斉藤) 1記事から購入できる渡辺宏志のインディ回顧録シリーズ ①プロレスの青春! 新日本プロレス学校の最後を見届けた男 ②90年代インディお金の悪い話、いい話!! ③高野拳磁とPWC伝説■渡辺宏志塾長 ④インディ世直しできなかったハナシ ―― 渡辺さんはウルトラマンロビンさんのSGP(スペシャリスト・グローバル・プロレスリング)に長らく所属してましたよね。 渡辺   ボクがPWCから離れて、IWA格闘志塾さんのほうで試合を出させていただいてるときに、ロビン選手と一緒になる機会が多かったんですね。それで一緒にやっていくうちに「よかったらウチに所属してやらない?」と誘われまして。そこからロビン選手から今後の計画といいますか、こういうことを企画してやっていきたいんだって話をしていただいて。 ―― ロビンさんはどんな計画を練っていったんですか? 渡辺   いまとなってはもうホント大きく風呂敷を広げたもんだなっていう感想ですけど、「ウルトラマンロビン・ワールドツアー」っていう企画でした。 ―― たしかに大風呂敷。 渡辺   その第1弾、第2弾を名古屋と東京ですでにやってるんですよ。日本の外に出てやるのはいつだと思っていたら、1人でロサンゼルスのインディ団体で試合をしたりしてて。 ―― 単独ワールドツアーではありますね(笑)。 渡辺   そこから先が続かなかったんですよね。協力するっつったって、「何すればいいの?」っていう感じでしたけど。他には関東進出の機会をどんどん増やしていって、認知度を高めていきたいっていうこととか。 ―― SGPはロビンさんの地元・名古屋で興行をやられてましたけど、どれくらいのペースで大会をやられてたんですか。 渡辺   SGPの自主興行自体は、もう年に1回あるかないかで。 ―― あ、そんなもんなんですか。 渡辺   たとえば地元でのイベントに便乗して、そのイベント内のプロレスをSGPプレゼンツというかたちでやっていたり。マンモスフリーマーケットという、テレビ愛知さんが主催する大きなイベントが毎年ゴールデンウィークにあって。その中にSGPのブースを作っていただいて、2日間試合をする。だからフリーマーケットの入場者は皆さん無料でプロレスが見られるんです。で、完全に売り興行ですから、SGPが赤字を出すことはないって。 ―― なるほど! よくできてますね。 渡辺   SGPはだいたいゴールデンウィークどきの試合がほとんどで、ヘタすると年にそれ1回だったりしたんですけど。あるときは名古屋テレビさん主催のイベントや、大手の玩具メーカーが主催した大きなイベントに招致されたりだとか。 ―― ウルトラマンロビンさんって円谷プロ公認だったじゃないですか。他のおもちゃメーカーとのコラボは問題なかったんですか。 渡辺   そこは大丈夫だったみたいですね。ただ問題があったのが、マンモスフリーマーケットのときだったんですけど。円谷プロのゲストキャラクターとして、怪獣ブースカの着ぐるみを出したんです。でもブースカはその当時朝日新聞のCMに出てたもんですから、電通を通して朝日新聞からクレームが来ちゃったんですよ。 ―― 電通やら朝日新聞が出張ってくる展開に! 渡辺   結局ロビン選手が朝日新聞と話し合って「朝日新聞のブースカですよ」を強調することを条件に収まって。だから当時のブースカの着ぐるみは朝日新聞のたすきを掛けてたんです。 ―― ウルトラマンを名乗る許可を得たこともそうですけど、そこらへんを収めちゃうロビンさんはすごいですね。 渡辺   そうですね。ただ、ウルトラマンを名乗るっていうのは、これはもう亡くなられたその当時の社長だった円谷皐さんとの口約束みたいなもので。社長の意向だからっていうことで公認が通っていたと。 ―― ロビンさんがラジオ番組にアテンドする仕事をしていたときに、円谷皐さんを呼んだんですけど。そこで「ウルトラマンになりたいんです」ってお願いしたら実現したと。そのとき一緒にいた社長お付きのマネージャーが「こんなこと絶対にありえないことです!」と念を押されたとか。そりゃそうですよね(笑)。 渡辺   それでも初の公認を取ったわけですから、そこはすごいなと。メキシコから新日本に来日したウルトラマンは完全に無許可でしたから。 ―― 初代タイガーマスクと戦ったウルトラマンですよね。 渡辺   あの初来日のときに、ウルトラマンの着ぐるみがエスコートするようなかたちで入場するシーンがテレビでも映されて。当時のウルトラマンを放送していたTBSからもクレームが来て、しばらくウルトラマン来日できなかったっていう裏話がありましたけど。メキシコじゃ普通にウルトラマンも活躍してれば、ウルトラマンタロウも出てきましたからね(笑)。 ―― 国境を越えれば関係のない時代ですね(笑)。 渡辺   全日本プロレスで高杉正彦さんがやっていたウルトラセブンは公認ではないんですけど、許可は得たかたちだったんですよ。だから日テレの中継にも堂々と出てましたし。でも公認っていうかたちはロビン選手が初めてだったと。 ―― 円谷の体制が変わったあとに使用料が設定されることになったけど、とても払える金額じゃないから認可が取り消されて。 渡辺   ウルトラマンロビンのキャラクターは引き続き使い続けてもいいけど、いままでのようなウルトラマンの怪獣キャラクターを使うのは許可とお金がかかるよっていう。 この続きと、扇久保博正、平本蓮、船木誠勝、伊澤星花、齋藤彰俊、佐藤天……などの1月更新記事が600円(税込み)でまとめて読める「 15万字・記事18本の詰め合わせセット」 はコチラ https://ch.nicovideo.jp/dropkick/blomaga/ar2077653 この記事の続きだけをお読みになりたい方は下をクリック! 1記事110円から購入できます!  
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