• このエントリーをはてなブックマークに追加

マルーーンさん のコメント

いいインタビュー!!
No.2
31ヶ月前
このコメントは以下の記事についています
RIZINで浅倉カンナと対戦する修斗王者 SARAMI インタビューです!(聞き手/松下ミワ) 【1記事から購入できるバックナンバー】 ・ 浜崎朱加「負け方がわからない? ……じゃあ、今度は負けさせてやんよ」 ・ 伊澤星花が強すぎて怖い!! 「大晦日の出来は70パーセントぐらい」 ・RIZIN女子格新風!! 大島沙緒里の寝技はこうして磨かれた■1万字インタビュー ・【知りたいんでしょ!?】日本レスリングが東京五輪で強かった理由■保高幸子 ―― RIZIN初参戦のSARAMI選手ですが、本日の記者会見はいかがでした? SARAMI  緊張しました。私、あんまりしゃべれないんで……。なので、会見前はめっちゃ頭の中でしゃべることリピートしていて。 ―― ええっと、このインタビューはこれから1時間ぐらいしゃべってもらおうと思ってますけど、大丈夫でしょうか?(笑)。 SARAMI  フフフフ……。だから、インタビューの話がきたときも「大丈夫かなあ……」みたいな(苦笑)。 ―― なんとかお願いします(笑)。でも、会見でも全然話すのが苦手な印象は受けなかったですけどね。 SARAMI  たしかに、独特の緊張感みたいなのはありましたけど、私も海外の大会で何回かそういう経験もしているので。 ―― 浅倉カンナ戦の対戦オファーが来たときはどういう気持ちでした? SARAMI  それが、なぜか修斗のベルトを獲ってから、周りから「もし、RIZINに出るなら相手はカンナちゃんだよね」と言われることが多くて。 ―― え? それはなぜなんですかね? SARAMI  わからないです。でも周りが「カンナちゃんでしょ」と言うんですよ。だから、去年の12月ぐらいから「もしかしたら……やるかもしれない」という感じでけっこう練習をしていて。 ―― 見据えて練習を! SARAMI  でも、単純にRIZINに出られると思ってなかったです。勝手に「RIZINには縁がないんじゃないか」と思ってたので。やっぱり、RIZINは数字とかも気にしそうだし、エンターテインメントに近いものもあるじゃないですか。私はそれを試合で表現できればいいなと思うんですけど、まあ、まだベルトを獲っていない私だったらそれはできなかったかなあ、と。 ―― じゃあ、ある意味でベルトという強さの象徴を手に入れたことでRIZINに上がる自信がついたというか。 SARAMI  そうですね。そう考えると、ベルトを獲ったことは大きいです。私の格闘技人生を全部肯定してくれたベルトですよね。 ―― SARAMI選手は2012年にデビューしたJEWELSで経験を積んで、ONE WARRIOR SERIES、修斗を経てRIZINに参戦。浅倉選手は本当にRIZIN初期から上がっていた選手ですが、そうなるといろいろと思うところがありそうですね。 SARAMI  「もう、充分いい思いしたじゃん」と(キッパリ)。 ―― ハハハハハ! めっちゃストレート! SARAMI  「これ以上ないでしょ」と。もう、うまいこと生きてんじゃんって。本当にそう思いますよ。だから、たぶん彼女としても戦うモチベーションは大変だと思いますよ。 ―― ああ、何を目標に戦えばいいのか。 SARAMI  まあ、ベルトを獲りたいとかいう思いはあるかもしれないけど、でも充分いい思いしてるじゃないですか。ぶっちゃけ、たぶん彼女はいま試合をしなくても生きていけるし。 ―― 一方のSARAMI選手は、チャンピオンになったとはいえ、ハングリー精神は満々である、と。 SARAMI  ありますよ! だって、いまも介護福祉士として朝8時から週4で働いてますからね。 ―― 先日のRIZIN.34では、弥益ドミネーター聡志選手と萩原京平選手の対戦で「会社員vs専業ファイター」という構図がありましたが、やはりああいう試合を見ると……。 SARAMI  なんか弥益さんが勝つとうれしいんですよ。まあ、弥益さんとは練習場所で会ったりするので、よけいにそう思うんですけど。励みになるというか、やっぱり弥益さんは凄いなと思います。 ―― 働きながら格闘技を続けている人のほうが思い入れがあるということですか。 SARAMI  ……私、ズルしてないんで。 ―― ズ、ズルしてない! ……って、もの凄い表現です! SARAMI  「ズルしないでここまで来ました」とハッキリ言いたいです。 ―― 北岡選手の「ぶら下がってねえぞ」に匹敵する名言ですね(笑)。 SARAMI  アマチュアから始めて、ちゃんと勝ち上がってきて。まあ、それはカンナちゃんもやってますけどね。でも、JEWELSで戦って、タイトルマッチもちゃんとやって。最初、RIZINってベルトがないと出られないみたいな感じだったじゃないですか。そのとき、JEWELSのタイトルを獲ったらRIZINに出られるんじゃない? みたいな感じだったんですよ。そこでは獲れなかったけど、修斗のベルトはちゃんと獲ったし。 ―― SARAMI選手は浅倉選手と一緒に練習したこともあるそうですが、それはどのぐらいの時期だったんでしょう? SARAMI  1年ぐらい前です。一時期、カンナちゃんとフィジカルのトレーナーが一緒だったんですよ。そこで入れ違いとかでトレーニングをして。 ―― 「自分と似ている部分がある」という印象だったそうですが、スパーリングをしたこともあるんですか? SARAMI  ありますね。なんか、極端に組みにくるわけでもなく、極端に極めにくるわけでもなく、打撃も混ぜてくるみたいな。だから、トータルで戦う感じですよね。ただ……、自分の長所を潰されると弱いかな? ―― つまり、レスラーとしてのよさが出ない試合だと苦戦している印象だ、と。 SARAMI  だから、レスリングで勝負したら完全に負けますけど、そうじゃないのがMMAなので。トータルで戦うならたぶん私のほうが上なので、私の仕事はしっかりとMMAをやることだと思います。 ―― 浅倉選手の試合はYouTubeでもたくさん上がってますし、そこは分析のしがいがありますよね。 SARAMI  でも、やっぱり、うまいなとは思いますよ。それに、ずっとRIZINで戦ってきて、やっぱり“何か”持ってるし。まあ、度胸もありますしね。 ―― 度胸も感じますか。 SARAMI  あるんじゃないですか? そうじゃないと勝てないから。だから、そういうところは認めるというか、単純に凄いなと思いますね。 ―― その点、SARAMI選手はどうなんですか? SARAMI  度胸ですか? 私は……、どうですかね? でも、小さい会場より大きい会場のほうがうれしいし、やっぱりたくさんの人に観てもらうほうが自分としては盛り上がるので。それに、私は地元が富山なので、わかりやすく「私、格闘家です。いままでありがとうございました」って伝えやすいのはRIZINかな、と。そういう意味では、RIZINに参戦できてよかったと思います。 ―― ちなみに、この参戦が決まるにあたって師匠の北岡悟選手からは何か言われました? SARAMI  なんか勝手に喜んでました。「やってやろうぜ!」みたいな(笑)。 この続きと、伊澤星花、斎藤裕、西川大和、レッスルマニア、高田延彦、JBC…などの3月更新記事が600円(税込み)でまとめて読める 「15万字・記事15本の詰め合わせセット」 はコチラ   https://ch.nicovideo.jp/dropkick/blomaga/ar2094382   この記事の続きだけをお読みになりたい方は下をクリック! 1記事110円から購入できます!  
Dropkick
プロレス格闘技マガジン『Dropkick』公式チャンネルです。【更新コンテンツ】スペシャルインタビュー/斎藤文彦INTERVIEWS/小佐野景浩の「プロレス歴史発見」/プロレス点と線/OMASUKI FIGHT/アカツキの『味のプロレス出張版』/大沢ケンジ/二階堂綾乃/オレンジ色の手帳/中井祐樹日記/ジャン斉藤……のコラムなど。週一の音声配信もやってます!