ストライクフォースが幕を閉じ、今週末にはUFCがブラジル大会で今年のスタートを切る。そこで今回は、UFC各階級のタイトル戦線の2013年の動向を、最新情報をまじえつつまとめてみたい。

【ヘビー級】新チャンピオンのケイン・ベラスケスの最初の挑戦者はアリスター・オーフレイムが濃厚である。アリスターはまず、アントニオ・シウバ戦で勝つことが条件となる。ここでアリスターが負けた場合、ジュニオール・ドスサントスとのリマッチが行なわれる公算が強まるものとみられている。

流動的なのがジョシュ・バーネットの行方である。バーネットの今後については情報が出てきていないが、もともとファイトマネーが高い上に、勝ち続ければギャラアップをはっきりと要求するタイプであるため、UFCとしては、あえてベラトールに引き取らせようという考え方もあるようだが、どうなるか。そのほか、日本大会でもしステファン・ストルーブがマーク・ハントに勝てば、また、6月のブラジル大会でファブリシオ・ヴェウドゥムがアントニオ・ホドリゴ・ノゲイラに勝てば、それぞれタイトル挑戦に近づくことになりそうだ。


【ライトヘビー級】次のタイトル戦は427日の「ジョン・ジョーンズ vs. チェール・ソネン」となっている。