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大晦日、思い出の名勝負と“世間との勝負”の特殊性■橋本宗洋
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大晦日、思い出の名勝負と“世間との勝負”の特殊性■橋本宗洋

2013-12-01 11:34
     今週も例によって編集担当・ジャン斉藤と電話で打ち合わせ兼雑談をしていたんだが、その中で“大晦日、思い出の名勝負”みたいな話になった。
       大晦日の名勝負。僕がすぐに思い浮かべたのは長南亮vsアンデウソン・シウバの劇的フィニッシュだ。それと五味隆典vs桜井“マッハ”速人、会場では見てないんだが五味vs石田光洋、青木真也vsヨアキム・ハンセン。川尻達也vsギルバート・メレンデスもヤバかった。
       ......なんだか、パッと出てきたのがPRIDE武士道系の試合ばかりだったのである。で、そこから「あ、でも世間的には安田忠夫vsジェロム・レ・バンナとかボブ・サップvs曙だよな」と思ってみたり。
       なんでそうなったか考えてみる。ま、個人的な思い入れってこともあるんだが、それにプラスして“選手のキャリアにとっての重要度”みたいなこともあるんじゃないか。その選手を語るときに欠かせない試合、評価を決定
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