Dropkick
【計量オーバー問題】相次ぐ減量失敗の原因はこれだ!/大沢ケンジ
DEEPでバンタム級タイトルマッチが決定した大沢ケンジ選手の定期コラムは今回はインタビュー形式で。お題は「ジム経営」「再戦」そして格闘技界を騒がせる「減量失敗」についてです。
――今日は大沢選手のジム(和術彗舟會HEARTS)で取材をさせていただきますが、ジム経営のほうは順調なんでしょうか。
大沢 同じビルの2階から1階に引っ越してジムの様子が外から見えるようになってから入会者のペースが上がりましたね。基本的に格闘技ジムってヘタなことをしなければ会員は増えていくもんだと思ってるんですよ。
――そこに天井ってないんですか?
大沢 どの時間帯も会員がいっぱいになって練習がしずらくなったら減ってくと思うんですけど。いまは意外と外国人の会員が多いんですよ。1割はそうかな。
――外国人はフィットネスにお金をかけるっていいますね。
大沢 あと格闘技に対する興味が日本人よりありますね。だから出席率が高いんですよ。週に3~4回は来るからクラスが外国人ばかりになるときもあって。ボクは英語はぜんぜんだったんだけど、iPhoneの簡単に英会話ができるアプリを使ってるうちにしゃべれるようになりましたから(笑)。
――会員の傾向には新宿というハブ的な土地柄も出ますか?
大沢 ヨソのジムの話を聞いてると、会員になるのは地元の人間が多いんですよ。でも、ウチは新宿だから仕事帰りに寄る人が多いんですよね。仕事の都合でやめちゃうことが多いですし。
――いまは格闘技ジムがたくさんありますよね。
大沢 格闘技ジム戦争ですし、どこも大変ですよ(笑)。新宿だと家賃が高いですしね。
――新宿以外で考えなかったんですか?
大沢 いちばん最初にジムをやろうと考えたときは場所はどこでもよかったんですよ。東京都内で駅近辺だったらどこでも。本郷三丁目や代々木の物件も当たりましたし。でも、不動産の審査3つ4つ落ちてるんですよ。
――審査は厳しいですか?
大沢 格闘技ジムとなると厳しいですねぇ。「うるさいでしょ」とか嫌われますよ。でも、いまのところは問題もなく順調なんで。大地震でも起きないかぎり……。唯一経営不安があったのはオープンして半年後くらいに3・11の大地震があったんです。あのときは震えましたよ、建物も心も。入会がピタッと止まって退会が相次ぎましたからね。
――あの地震の影響があったんですね。
大沢 何か起きると出費を見直す機会になるということですよね。無駄なお金を削るってことで幽霊会員がやめていきますし。だから近々怖いのは消費税増税ですよ。そのときにガクッと減るんじゃないかなって。だから、なるべく出費を振り返る時間を作ってほしくないですね。会員のみなさんは前を向いて生きてほしいです!(笑)。
――趣味をやめるきっかけって「進学」「就職」「結婚」「出産」ですからね。そこを乗り越えて趣味を続けたら本物なんですけど(笑)。
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