Dropkick
他のどこにもない闘い、IGFのジレンマ■橋本宗洋
4月5日のIGF両国国技館大会を見た。都合で会場に行けなかったので、ニコ生で見て、さらにフジテレビの深夜中継で再確認という形だ。
今年のIGFはプロレスルール中心の大会とMMAルール中心の大会を分けて開催することになっている。今回はMMA大会の第一弾。これまでは“どちらも闘いという意味では同じ”というスタンスだったのだが、あえて分けたのである。が、分けてはいるがMMA“中心”であって、プロレスルールの試合も行なわれた。
で、僕が見て最もインパクトがあったのはプロレスルールの試合だった。藤田和之&小川直也vsピーター・アーツ&レイ・セフォー。いかにもIGF。他のどこにもない、どこも実現できないカードだ。
このカードが発表されると、藤田は小川との唐突なタッグ結成に不満を露わにした。いつ試合が“空中分解”するかわからないというところも一つのテーマになったわけだ。“危険な”とか“不穏な”という枕詞がつくマッチメイクは、IGFが最も得意とするところだろう。
そして実際に行なわれた試合は、じつにこの、まあ、なんというか、ベタなものであった。
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