新日本プロレスの選手イラストを描いてキャッキャしていたプオタ女子・二階堂綾乃がいつのまにかMMAジムに通いだし、試合出場を目論む模様をイラストレポートすることになった当コーナー。今回は安生洋二引退興行のレポートです!
http://ch.nicovideo.jp/dropkick/blomaga/ar740791
Part7〜12まで
http://ch.nicovideo.jp/dropkick/blomaga/ar740792
「Uの幻想」
その言葉は「U」を知らない私にとって、摩訶不思議なものでした。Uって何がそんなにすごいの? Uって総合なの? プロレスなの??
当時を知る人に聞くと、皆今のプロレス人気とは比べものにならないくらいUWFは凄かったと言います。ふーん? でもPRIDEも凄かったんでしょ?と、「~の幻想」という言葉を気に入った私は勝手にPRIDEのことも「Pの幻想」と呼んでいました。そんなUやらPやらに興味が出て総合のジムに入会し、現在もパンクラス等で活躍する選手の話を聞くにつれだんだんとUWFへの憧れが強くなっていきました。
UWFのことを調べると、まず昔は総合格闘技がなかったということに驚きました。そして現在のMMAなパンクラスを観戦している私にとって「パンクラスはプロレス」と言われてもあんまり意味がわかっていなかったのですが、UWFから調べたらようやくその意味がわかりました。いま私は総合格闘技とプロレスをまったく別のものとして見ていますが、総合とプロレスが混ざっていた時代があったのですね。しかもいまの総合があるのはある意味アントン・ハイセルのおかげだと知り、猪木さんは本当に先の先を見ている人なんだなあと、あらためて感心しました。いまさらなことですが、UWFをちゃんと知らなかった私はそこらへんがふわっとしか理解できていなかったのです。