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NHKスペシャル「世界最強伝説 ラスベガス世紀の一戦」でフィーチャーされたボクシングプロモーターのボブ・アラム。MMAについてたずねられると、「男同士が裸で抱き合うホモスポーツ」などと、わざと半笑いでステレオタイプなコメントを発し、まともに取り合おうともしない食わせ物だが、3度の離婚、息子の事故死、ドン・キングやオスカー・デラホーヤと言ったライバルとの熾烈な競争に勝ち抜き、ボクシング業界で46年間も第一線を張り続ける怪物でもある。
くしくも「パッキャオ vs. マルケス」戦が行われた12月8日に81歳の誕生日を迎えたアラムは現在、世界チャンピオン8名を含む50選手を傘下に収めている。これまでにプロモートした試合は世界22か国、100都市で、9,000試合にものぼる。
アラムは実は30歳代になるまで、ボクシングを見たこともなかった。
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