Omasuki Fightの北米MMA抄訳コラム――今回のテーマは……
社会問題、政治、そしてセックス… 豪放な発言を繰り返し、「お騒がせセレブ化」が止まらないロンダ・ラウジー
UFC女子バンタム級王者、ロンダ・ラウジーがホリー・ホルムを迎え撃つUFC193が今週末に迫った。オッズメーカーの中にはラウジーを-2000などという、これまでの記録には見られないほどの大差での勝ち馬としているところもあり(ベチ・コヘイア戦でもオッズは-1400程度だった)、誰もがこの試合のことを、あたかもロンダ様に生けにえが献げられるがごとくに見なしているのがもっぱらの下馬評だ。ホルムがもうひとつ弁が立たないタイプであることもあり、これといった両者のトラッシュトークの交換もないまま、今回の試合前のロンダ発言は試合とは関係のないところで不規則に荒れている。
ロンダ不規則発言その1は、「ローション騒動」である。男性誌Maximの「ロンダ様に聞け」のコーナーで、読者の質問にロンダは次のように回答した。
●質問 ロンダ様へ。男がベッドでけしてしてはいけないことはなんですか。逆に、常にしなければならないことはなんですか(ロサンゼルス ジャック 36歳)
●ロンダからの回答
まずしてはいけないこと。それは、私の歯を噛まないでということ。歯が何度も当たるようなら、あんたのやり方がおかしいということ。すごくイライラするから大嫌い。試合で殴られるのは平気でも、何回も歯がぶつかるようなことがあると、それだけでもう試合終了。次に、どうしてもやるべきこと。それは、時間をかけなさいということ。一般的に言って女性には少々時間が必要だから、女性の準備が完了するまで、男性は時間をかけないといけない。それから、ローションなんて本来必要ないはず。必要だと言うことは、怠慢なのよ。ちゃんと時間をかけていない証拠。
重ねてロンダは、UFC193 Embeddedのビデオの中でも、自説を再度強調している。
「マキシムの記事が出てから、ローションのことばかりとりあげられる。私は、男性がもうちょっと頑張れば、ローションなんていらないでしょ、といっただけ。だってそうでしょう?ご先祖様はどうしていたというのよ(怒)!」
同じビデオの中では、「中には必要な人もいるんだから……」とさすがにスタッフに諭される姿も写し出されているが、ロンダは「いや、私が言っているのは、ほとばしるような情熱のことなのであって……」と言い返すなど負けていない。
これに対して、あるローションメーカーがつぎのような声明を発表、ロンダにローション製品のよさを理解してもらいたいとして「一生分のローション」を進呈したのだという。
「ロンダ様、当社社員一同はあなたの大ファンです……ローションは、健康的で楽しいセックス経験に欠かせないものとなっております……ローションは摩擦を減らし、コンドームの破損を防ぎ、閉経後のセックスを支援します……医療面・心理面の諸問題により、自然な状態では十分に潤滑しない女性もなかにはおられるのです。ローションは潤滑に関する無用なプレッシャーを取り除くのに役立っております……」
ロンダ不規則発言その2は、DV疑惑である。
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