12月1日 火曜日 曇り G.R.I.P.
朝。BGMはクリフォード・ブラウンの…じゃないや、アート・ブレイキーの『バードランドの夜』。これ、録音状態が悪い、と☆☆2コしかつかなかったレビューが昔あったけど、このリマスターCDだと音も最高なんだけどなぁ…。
世評と自分の好き嫌いはいつもかなり違うんで気にしてませんがね。
書類を揃えて今日は長男の高校の入学手続きへ。嗚呼、いよいよサイは投げられた。
町田へ。ナカイの定番はノータイムリミット、サブミッションオンリー。試合が近いひとには試合に合わせるのでその限りではないですが。
あ、練習は是非直接「お願いします」って自分から言ってきて下さいね。私もやりたいときは自分からお願いしにいきますからね。
そりゃそうと18年前、1997年の今日はパラエストラ東京(当時はパレストラ)設立の日。そんな記念日に来年から発動する『G.R.I.P. (グリップ)』というイベントを発表させて頂いた。
いわば出張版・昼柔術。ただ単なる練習会にとどまらずミニセミナーや質疑応答、全員と絡むマンツーマンと参加者どうしの交流に茶話会などひっくるめてイベント化する、というわけです。
以前から中井セミナーでは後半スパーリングタイムがだいたいあって希望者全員と組んできたものの2、3分が関の山だし、ならばスパーに限らずに全員と絡むイベントを、と考えたわけです。
まさにナカイにしか実現できないイベント、是非ご期待を!
12月2日 水曜日 曇りのち雨 ストップ&ゴー
図書館。今回はいつものジョニ・ミッチェルにラリー・コリエル、ディラン、アストラッド・ジルベルトほか。本も音楽もの多めに、ランダムに借りた。知的停滞は深刻やな…(泣)。
午後は中学校にて部活動協力員、ラスト2回ほどだ。若者よ、今を大切に!!(泣?)
夜、中島太一が帰国し顔を出した。早くも次にむけ動き出していた。明日を見据えよう。
12月3日 木曜日 曇り 歯医者では敗者。
朝クラスでは中井お得意の技の比較文化論。このあたりは専門家です、ハイ。
結論は、
「ルール等のフォーマットによって必要とされる技術は変わってくる、しかしそれにより発想が固くなるきらいがありそのために異文化・他競技を知ることが有効である」
ってこと。それが楽しさを増すコツだしね。
とかなんとかエラソーに言ってても午後からの歯医者さんで泣きが入るワタシは情けなや情けなや…(苦笑)。
12月4日 金曜日 晴れ カレッジレスリング話
夜はフォークスタイルことカレッジレスリングの話になった。日本はこんだけアメリカに影響されてんのにどうしてカレッジスタイルの試合だけ輸入しなかったのかね?
何回でも言うけど相手を下にし続けることや、自力で下から返すことに加えエスケープすることにポイントという目に見える評価を与える格闘技はこれしかない。この米国のみで受け継がれるレスリングスタイルがUFCをはじめとするアメリカンMMAの攻防やジャッジ観の礎になっていることは明白だ。
ただ、それを真似し同じものを導入しただけでは本家を抜かすことはできない。(それでも無いよりはマシだが。)必要なのはキッチリ認識することとそれを可能ならしめるシステムの発明だと思う。
パラ東では練習システムとしては認識させられつつあるが、何しろそれを分かりやすくポイント化した「競技」がない。
(ポイント競技そのものを批判する向きもあるが笑止千万である。ポイントがあるから学習が進むのだ。ノーポイントと両立させれば良いだけだ。)
せめて投げやテイクダウンのポイントがあるならリバーサルには同等、スタンドにエスケープすることにもその半分くらいのポイントは戻ってくる競技ルールが必要であろう。
目覚めよニッポン。
12月5日 土曜日 晴れ REAL!
今日は横浜文化体育会にてREAL FIGHT CHAMPIONSHIP3。大晦日(日付は元旦、26時30分より)に放送になるTOKYO MXテレビでの実況解説としての仕事でした。
スタッフさんにひとしきり挨拶。レニー・ハートさんには梨やリンゴやらアーモンドをお裾分け頂きました。
そして解説のパートナーは旧知の高橋義生さん。やっぱ半端なく面白く、ヤバかった!
OAにも乞う御期待、初詣にスマホでも観戦可能とのことです。
12月6日 日曜日 晴れ デラヒーバカップ
毎年恒例のトリビュート大会、デラヒーバカップ。今年も会場はワタシにはお馴染み光が丘ドーム。普段はフットサルなどに使われてます。デラヒーバ先生と再会を喜びあいました。
今年はのべ500人にもおよぶ参加者。いったいどーしちゃったんだデラ杯! 以前は大会終了後デラヒーバ先生のセミナーも開催できてたのに。
これは長く継続されて広く受け入れられてきた証。また、忘年会前で時期が良かったり、DUMAUがIBJJFじゃなく独自ルールとなったことが影響したり、一般参加の増加だったり、JBJJF「改革路線」下のBJJプラスや柔術新聞などとの連携が功を奏した結果だと思う。
オールスタンディングのライヴハウス状態のなか、熱い試合が続きました。選手、関係各位お疲れ様でした!
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