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日本格闘技界の礎を築いたレジェンド、中井祐樹先生@yuki_nakai1970 が日常を綴る連載! 今回は2月15日から29日まで!
2月15日 月曜日 曇りのち雨 どんより、でもハッキリ。
昼柔術、身体がどんよりと重かったので組みと組みが衝突せぬようブロッカー役に徹す。
よくマットを持って間に入っている人をみるが私はそれをせず身体で受け止める。それでもほとんど怪我はしない。
秘密は入り方だ。衝撃をまともに貰わぬよう、あらかじめ当たりそうな部分に身体の一部を当てておく。
ダメージを喰らわぬためには最初から密着するのだ。バーリトゥードだ。グレイシー柔術だ。MMAの生活への応用だ。
怖がって腕を曲げていてはいけない。初期シューティングやリングス・ジャパンや初期パンクラスのように掌底ストレートで遠ざけよ。曲げると自分が吹っ飛んでしまう。腕は伸ばすんだ。
危険地帯に入るときはより危険だと思うほうに尻を向け、ハーフスクワットで凌ぐのだ。足腰の鍛練にもなるし一石二鳥だ。そうすれば肉厚な臀部があなたを助けてくれる。
街角でいちゃもんをつけられたとき
「私は打撃はやっていませんから」
とは言えんでしょ。相手は殴る気マンマンかもわからんのだ。
ダメージを最小限に抑える術(じゅつ/すべ)は何人(なんびと)でも身に付けていなければ生きていけない。だから自分から打撃をしないとしても、格闘技はやっておく必要があるのだ!
…皆さまいつもお勤めご苦労様です(汗)。
2月16日 火曜日 晴れ 締めと絞め
朝はのんびりと過ごし午後から中学校に寄り担任の先生と会談。締まって行きましょっ!
パラエストラ町田へ。今週の中井クラステーマ「片羽絞め」を中心にバックからの攻めをチャート式で概説。応用として回転チョークも取りあげた。
後半はバックからのドリルを3セット、続いて6分刻みの自由稽古へ。皆だいぶ動けるようになってきたね。
2月17日 水曜日 晴れ 俺が言わねば誰が言う!
先ごろサンボシューズを再購入した。ALMA製、商品名はグラップリングシューズだがクォリティが素晴らしい。ほぼ素足感覚の逸品である。
レスリングシューズはあくまでレスリング、またはボクシングやウェイトトレーニングなどに適しているのであって、サブミッションの攻防にはあまり向いていない。サンボは勿論のこと、やはり関節技有りの格闘技用にはサンボシューズだろう。
一般的な室内履きとして冷え防止としてもコケやすいスリッパよりもはるかに良いと思う。主婦のかたは家でサンボシューズを履くことを強く薦める(マジ)。
夜はパラエストラ池袋にて指導。十字固めのクラッチ切りを復習し、そのディフェンスをチェック。その後今週の中井クラステーマ・片羽絞めを中心にバックチョークのコンボを紹介。
ドリルは全編、エディ・ブラボー・インビテーショナルの延長戦ルールを試しに実施してみた。所要時間は優劣を素直に認める申告制で(笑)。日本にその大会が無いなら練習システムに導入して消化していくのが肝要だと、思う。
2月18日 木曜日 曇りのち晴れ 朝飛道場見学 with 松井章圭館長
今日は午後から横浜東白楽は少年柔道の名門・朝飛道場へ見学に行く機会に恵まれました。
しかもなんと道場の代表である朝飛大(あさひ・だい)先生の学生時代のご友人である極真会館・松井章圭館長と一緒に、というにわかには信じられない状況です。
昨年・2015年に慶應義塾大学柔道部で指導をさせて頂いたおり、師範をされていた朝飛先生と知り合う機会を得て、いつか見学を、と考えていたのですが延び延びとなっていたところ、松井館長も同じく見学したいという話になっていたらしく人を介して中井君も是非いかが、という運びになったのであります。
果たして果たしてその稽古はまさに聞きしに勝る、というべき驚愕の内容でした。時折笑いが起きたりもする柔らかい雰囲気の中、楽しそうに子供たちが各種運動や打ち込みや乱取りに取り組む姿は柔術では比較的見慣れた光景ではありますが厳しいイメージの強い柔道ではまさに革命的なことでしょう。いやはや凄いものを見ました。すべての格闘技関係者は見学をお願いしたほうがよいのでは、と思いました。
16時台から4時間あまり、実に勉強になりました。松井館長も驚かれていました。その後朝飛先生のはからいで近くの中華料理屋さんで一席(+αも!)設けていただき、大変有意義な時間を過ごすことができました。(館長がお前、と呼ばれるという姿に同席できるなんて!)
朝飛先生、松井館長、細谷さん、この度は本当にありがとうございました!
この続きと、上田勝次、追悼・堀辺正史、佐藤嘉洋、はぐれIGF、ドナルド・トランプなどの記事が読める「12万字・記事詰め合わせ」セットはコチラです http://ch.nicovideo.jp/dropkick/blomaga/ar1000062
2月15日 月曜日 曇りのち雨 どんより、でもハッキリ。
昼柔術、身体がどんよりと重かったので組みと組みが衝突せぬようブロッカー役に徹す。
よくマットを持って間に入っている人をみるが私はそれをせず身体で受け止める。それでもほとんど怪我はしない。
秘密は入り方だ。衝撃をまともに貰わぬよう、あらかじめ当たりそうな部分に身体の一部を当てておく。
ダメージを喰らわぬためには最初から密着するのだ。バーリトゥードだ。グレイシー柔術だ。MMAの生活への応用だ。
怖がって腕を曲げていてはいけない。初期シューティングやリングス・ジャパンや初期パンクラスのように掌底ストレートで遠ざけよ。曲げると自分が吹っ飛んでしまう。腕は伸ばすんだ。
危険地帯に入るときはより危険だと思うほうに尻を向け、ハーフスクワットで凌ぐのだ。足腰の鍛練にもなるし一石二鳥だ。そうすれば肉厚な臀部があなたを助けてくれる。
街角でいちゃもんをつけられたとき
「私は打撃はやっていませんから」
とは言えんでしょ。相手は殴る気マンマンかもわからんのだ。
ダメージを最小限に抑える術(じゅつ/すべ)は何人(なんびと)でも身に付けていなければ生きていけない。だから自分から打撃をしないとしても、格闘技はやっておく必要があるのだ!
…皆さまいつもお勤めご苦労様です(汗)。
2月16日 火曜日 晴れ 締めと絞め
朝はのんびりと過ごし午後から中学校に寄り担任の先生と会談。締まって行きましょっ!
パラエストラ町田へ。今週の中井クラステーマ「片羽絞め」を中心にバックからの攻めをチャート式で概説。応用として回転チョークも取りあげた。
後半はバックからのドリルを3セット、続いて6分刻みの自由稽古へ。皆だいぶ動けるようになってきたね。
2月17日 水曜日 晴れ 俺が言わねば誰が言う!
先ごろサンボシューズを再購入した。ALMA製、商品名はグラップリングシューズだがクォリティが素晴らしい。ほぼ素足感覚の逸品である。
レスリングシューズはあくまでレスリング、またはボクシングやウェイトトレーニングなどに適しているのであって、サブミッションの攻防にはあまり向いていない。サンボは勿論のこと、やはり関節技有りの格闘技用にはサンボシューズだろう。
一般的な室内履きとして冷え防止としてもコケやすいスリッパよりもはるかに良いと思う。主婦のかたは家でサンボシューズを履くことを強く薦める(マジ)。
夜はパラエストラ池袋にて指導。十字固めのクラッチ切りを復習し、そのディフェンスをチェック。その後今週の中井クラステーマ・片羽絞めを中心にバックチョークのコンボを紹介。
ドリルは全編、エディ・ブラボー・インビテーショナルの延長戦ルールを試しに実施してみた。所要時間は優劣を素直に認める申告制で(笑)。日本にその大会が無いなら練習システムに導入して消化していくのが肝要だと、思う。
2月18日 木曜日 曇りのち晴れ 朝飛道場見学 with 松井章圭館長
今日は午後から横浜東白楽は少年柔道の名門・朝飛道場へ見学に行く機会に恵まれました。
しかもなんと道場の代表である朝飛大(あさひ・だい)先生の学生時代のご友人である極真会館・松井章圭館長と一緒に、というにわかには信じられない状況です。
昨年・2015年に慶應義塾大学柔道部で指導をさせて頂いたおり、師範をされていた朝飛先生と知り合う機会を得て、いつか見学を、と考えていたのですが延び延びとなっていたところ、松井館長も同じく見学したいという話になっていたらしく人を介して中井君も是非いかが、という運びになったのであります。
果たして果たしてその稽古はまさに聞きしに勝る、というべき驚愕の内容でした。時折笑いが起きたりもする柔らかい雰囲気の中、楽しそうに子供たちが各種運動や打ち込みや乱取りに取り組む姿は柔術では比較的見慣れた光景ではありますが厳しいイメージの強い柔道ではまさに革命的なことでしょう。いやはや凄いものを見ました。すべての格闘技関係者は見学をお願いしたほうがよいのでは、と思いました。
16時台から4時間あまり、実に勉強になりました。松井館長も驚かれていました。その後朝飛先生のはからいで近くの中華料理屋さんで一席(+αも!)設けていただき、大変有意義な時間を過ごすことができました。(館長がお前、と呼ばれるという姿に同席できるなんて!)
朝飛先生、松井館長、細谷さん、この度は本当にありがとうございました!
この続きと、上田勝次、追悼・堀辺正史、佐藤嘉洋、はぐれIGF、ドナルド・トランプなどの記事が読める「12万字・記事詰め合わせ」セットはコチラです http://ch.nicovideo.jp/dropkick/blomaga/ar1000062
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