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【08月27日】日経平均 13,542.37 -93.91【櫻井英明のEIMEI.TV】
2013-08-28 11:50 -
【8月最終週】にわかに浮上してきたのは「お盆アノマリー」
2013-08-27 17:06にわかに浮上してきたのは「お盆アノマリー」。過去13回も続いているのは「お盆の週の引け値が前週引値よりも高ければ8月月足陽線」というアノマリー。今年もお盆の週は13650円で引け、前週引値の13615円よりもかすかに高い引け。月足陽線の条件は8月1日終値14005円を上回ることが条件。あと5日で風景が変わるのかどうか。アノマリーは人が言い出すと崩れるものではありますが・・・。一方で消費税の問題。市場関係者は消費税の引き上げがお求めのようで、消費税見送りならば「株安・円高・債券安」とか「株安・円安・債券安」などの声ばかり。消費税引き上げ見送りならば「株安・債券安」を唱える方ばかりのマーケット。このシナリオが正しいのかどうかは数ヵ月の株価推移で明らかになるでしょう。いずれにしても「待つことばかり」の市場展開はいつもと一緒。常に待つ材料が提供されていないと市場関係者にとって「動けない理由が見つか -
【8月第4週】今、マーケットを漂っているのは誤解と錯覚。
2013-08-26 12:35個人的に5月から続いてきた全国行脚も今週末の札幌ー名古屋遠征で一応終了。わずか3ヶ月とはいえ、結構長いものでした。その間、相場は15000円台→12000円台までの下落。そして14000円台までの復活。夏枯れで今は13000円台で推移していますが、日柄の整理と考えた方が良いでしょう。今、マーケットを漂っているのは誤解と錯覚。教科書的には金利上昇=債券安=株高の構図のはず。ところが週末のNYは金利上昇は株式への懸念要因。この解釈の是正はどこかで行われる筈です。一方で東京市場は依然として債券選好の動き。金融庁が銀行検査に対して銀行の融資基準でおやりなさいと姿勢を変化させたことは、実は不良資産を恐れて国債投資だけでお茶を濁しているといずれ債券暴落の際はどうするの?と読みかえられなくもありません。他よりも一歩早く債券→ETFへと投資姿勢を変化させた三井住友(8316)などは、メガバンクの先陣を切っ -
【8月第3週】最近セミナーで言っていること。。。
2013-08-13 18:09物事は登場するファクターが増えるほど複雑になります。そしてそのシナリオも倍々ゲームで多様化します。ここがマーケットの思う壺なのではないかと考えることはしばしば。複雑にした連立方程式の解を求めるよりは、単純な図式での思考の方が間違いは少ないでしょう。
だから、市場関係者やマスコミが提示する複雑なシナリオから枝葉を取り除くことも必要でしょう。得てしてマーケットは単純なファクターでしか動けないものマーケットを覆っている手品の幕を明けて見れば少しはスッキリするのかも知れません。そうでないとGDPが市場予想よりも悪化して着地したから円高なんて愚かなシナリオが幅を利かせることになります。
現状の登場人物は・・・。(1)米国の金融緩和の早期縮小の有無(2)日本の消費税増税の実施の有無(3)欧州景気の軟調(4)中国の景気後退懸念とシャドーバンクの行方(5)新興国経済の不振
5つもあるからアチコチ迷います。 -
【8月第2週】今週の注目
2013-08-05 16:597月は陰線での終了。月をまたいだとたんに相場付きはガラリと変わってNYも中国もフレンドリーな市場に変身したかの印象。誰かが「この指止まれ」と言ったから相場が動く訳ではないでしょうが、どうも付和雷同と見えないフリのオンパレード。近視眼的な相場感で戦っていると負けてしまいそうです。それにしても、明るい8月のスタート。一番気に留めておきたいことは「7月中にどうしても株を処分しておきたかった向きがいた」。需給だけから言えばそういうことになってしまうでしょう。刹那的な「仕掛け陰謀論」などという高尚な世界の話ではない筈。そもそも、万が一「仕掛け」的なものがあるならばその「仕掛け」に欺かれる方の負け。あるいは「意図的な売買」というのも登場しますが、そもそも株式市場は「意図的な売買」の集積。刹那的に部分部分を顕微鏡的に見ることの愚は指摘されません。「ゾンビの相場」と揶揄されたNY市場は最高値の乱舞。もっと
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