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岡田斗司夫の毎日ブロマガ 2017/02/24
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おはよう! 岡田斗司夫です。
メルマガ読者の方から、質問をいただいています。
かたっぱしから答えてみましょう。


今回の記事はニコ生ゼミ10月9日分より一部抜粋しました。

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「本を読むコツを教えてください」

 岡田さんは一冊の本を何時間くらいで読むんですか?
 私は本を読むのが遅く、途中で力尽きてしまってそのまま諦めてしまうことがあり、自分にガッカリしてしまいます。
 
 どうすれば岡田さんみたいに多くの本を読むことができるのか、教えてください。

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 15分くらいでやめちゃう時もあるし、1日おいちゃって興味が冷めちゃう場合もあるよ。
 わざわざ買って帰った本なんだけどね 

 その場合、そのまま何年間も読まない場合もある。
 そして売っちゃうこともある。

 だから、かける時間は0時間の時もあるし、2年くらいかかって読むこともある。

 三分の一くらい読んで、あまり面白くなくて2年くらい経って、自分がちょっと成長して、その本がおもしろく読めるようになったっていう場合もあるから、もうバラバラだよ。

 本を1冊ぜんぶ読めなかったからといって、劣等感や敗北感を感じる事はないんだ。。

 「本を選ぶ」っていうのは“ナンパ”みたいなもんだよ。

 かたはしから「いいな」と思った本は、どんどん立ち読みする。
 ダメだったら置いていく。

 だから、お見合いパーティみたいなものだと思うよ。

 ひとり10分間のプレゼンタイムがあって、一生懸命話して、次へ次へグルグル回るみたいな。

 一番いけないのは、家に持って帰って、どんどん溜めていくこと。
 「読まなきゃ!読まなきゃ!」ってなるのが、わりとしんどいパターンだと思うけどね。

 本を読む時間を作るコツは、本を1冊か2冊ぐらい持ってカフェに行くことだよね。

 そうやって、スマホとかは家に置いてきて、本を読むしかない環境を作る。

 それを1日に1時間とか2時間ぐらい作っちゃって、無理やり読んでしまうのがいいよ。

 それでつまらなかったら、そこのカフェを退散して、帰りにブックオフに寄ってしまう。

 つまり、30分以上も格闘したけど面白くならなかった本っていうのは、向こう5年間は絶対につまらないから、ずっと家に置いておくくらいだったら、1回ブックオフに放流したらいい。

 気になったら、もう1回そのブックオフに行ったらいいよ。
 だいたいまだ残ってるから。

 吉祥寺のブックオフには、僕が放流した本がまだ何冊もあるよ。

 昔の友達に会うような感じで「おう、お前。悪いけど、ちょっと買うわ!」と、昔に自分が売った本も買ってるから。

 それは“キャッチ・アンド・リリース”ってことで、気にしなくていいと思うよ。


【まとめ】
本を読む時間は、本によって違います。
「本を選ぶ」事はナンパみたいなものなので、読めなくても劣等感は感じなくて大丈夫です。

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いかがでしたか?

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