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岡田斗司夫の毎日ブロマガ 2017/04/10
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おはよう! 岡田斗司夫です。
今回はキングコングの西野くんをゲストに迎え、信者を増やす意味について語りました。


今回はニコ生ゼミ3/5(#168)より抜粋しました。

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「スキャンダルって、人気があって信者が少ないと起こるよね」


西野:
 『はねるのトびら』っていう番組をゴールデンでやってた時は、ライブをやってもお客さんを全然呼べなかったんですよ。

 そうなると、自分の企画っていうのが通らなくなる。

 だから仕事を“与えてもらわない”といけなくなる。

 自分発信で「これ面白いじゃん!」って言った時の初速は、熱狂的なファンがいないと上手く乗らない。


岡田:
 以前、僕はベッキー状態について、イベントをやった時に説明したんだ。

 まず、“人気”っていうのがあって、その内側にマニアというか“信者”というのがある。

 ベッキーという人は、このマニアとか信者が、人気と比べて極端に小さかった。
 だから、この落差でスキャンダルというのが起こった。
 
 逆に言えば、この落差が少なければスキャンダルは起こらない。

 たとえば、そもそも人気がなかったら誰も見向きもしない。

 信者の多い長渕剛が何をやっても、あんまりスキャンダルにならないでしょ?

 それと同じように、スキャンダルというのは、人気と信者の落差によって起こる。

 だから、その「信者を増やす」というのは正解だと思うよ。


西野:
 信者を増やした方がいい。
 なるほど。


岡田:
 ここで言う信者の定義って、「年間、もしくは月間で課金している人の数」であると、はっきり思う。

 僕は“評価経済の指標”というのをずーっと何年も考えていて、ずーっと悩んでたんだよ。

 たとえば“有名”と一言でいっても、スキャンダルによって有名になる場合もあれば、実力で有名になることもある。

 そういう、いろんなバランスがあるから、なかなか「これだ!」っていう物を見つけられなかったんだ。

 だけど結局それは、月額課金もしくは年間課金してくれる人の数だって、ようやくわかったんだ。

 それは国による税金みたいなものだからね。


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