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今回は、映画『ローガン』について語ります。
今回の記事はニコ生ゼミ6/4(#181)より一部抜粋しました。
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「これがスーパーヒーローの末路! 映画『ローガン』」
『ローガン』という映画を見たんだ。
見ようかどうか迷っている人がいると思うけども、かなりいい映画ですよ。
何がいいのかと言うと、この作品はアメコミ版の『まどかマギカ』なんですよ。
ヒーローものとか魔女っ子ものというのは、設定上ムリっぽいものが多いんですよね。
それを『鋼の錬金術師』が“等価交換”という原則を導入して、ファンタジー世界にイッキに論理性を持ってきた。
同じように『まどかマギカ』は魔女っ子ものに「そんなに都合がいい事は無いよ」というリアル路線を持ってきた。
いわゆる『ガンダム』がロボットものにリアルを与えたのと同じ。
『ローガン』は、「スーパーヒーローの末路はどうなるのか?」という事を描いている。
いわゆるスーパーヒーローものをリアルにする路線は、これまで『バットマン』の『ダークナイト』がやってきた。
「社会の中にスーパーヒーローが本当にいると、どうなるのか?」という路線があった。
だけど『ローガン』の方は、そうじゃなくて「スーパーヒーローとは、どういうものなのか?」という事をやっているんですね。
僕が「面白いな」と思ったのが、この作品はXメン・シリーズの最後を描いちゃったから。
別に、この後もXメン・シリーズは続くんですけども、シリーズの最後を描いちゃった所なんですね。
だから、この作品には目からレーザー光線を出すようなスーパーヒーローは出ないんですよ。
僕が思うに、目からレーザー光線を出しちゃうと、そのヒーローはリアル路線では無理な感じが出ちゃうんですね。
どんな遺伝子があったら目からレーザー光線が出るんだよと(笑)。
『ローガン』は、そこらへんリアルに作られた作品なので、すごく面白いです。
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