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岡田斗司夫の毎日ブロマガ「【捨てられない本】『BANANA FISH』の『ANOTHER STORY』に書いた岡田斗司夫の解説は幻になるかも?!」
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岡田斗司夫の毎日ブロマガ「【捨てられない本】『BANANA FISH』の『ANOTHER STORY』に書いた岡田斗司夫の解説は幻になるかも?!」

2017-11-11 06:00
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    岡田斗司夫の毎日ブロマガ 2017/11/11
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    今回の記事はニコ生ゼミ10/29(#202)よりハイライトでお送りします。


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    「『BANANA FISH』の『ANOTHER STORY』に書いた岡田斗司夫の解説は幻になるかも?!」


     前回からの続き


     『BANANA FISH』が、来年のノイタミナ枠っていうアニメーションの深夜枠でアニメ化される。
     で、腐女子のお姉さんたちの一部が、何故か大騒ぎしてるんだよね。

     「『BANANA FISH』をBLと呼ぶな!」とか。
     制作者側に対して、「BLっぽく作るな!」とか。

     また、作ってるスタッフを見たら、そういうのが上手い奴らなんだよ。
     だから「BLっぽく作るな!」というようなことを主張してるんだろうね。

     『BANANA FISH』、ストーリーは、わりと男性向きハードボイルド。

     映画『バリー・シール』と同じ1980年代が舞台で、麻薬戦争の話になってる。
     だから、男性向けハードボイルドなストーリーなんだよ。

     でも男性視聴者から、「なんだ、腐女子向けか」「BLか」と言われるかもしれない。
     言われるに決まってる。
     言われた!ムキーっ!!

     という感じで、一部のお姉さんたちが騒いでる。

     なんか来年、ちょっとえらいことになるかも。


     ただ、間違いなく面白い原作なので、普通にアニメ化するだけで十分に見応えあると思うよ。


     さっきも言ったように、時代は『バリー・シール』と同じ1980年代。
     舞台は、ベトナム戦争の後遺症と、麻薬戦争に悩むアメリカ。

     その中でも、アメリカの軍部とかCIAとかがすでに無力になっていて、無能に成り果てていた頃。

     麻薬戦争で起こすカルテルとかマフィアが、そういう政府の官僚に任せておいてもしょうがないからと言って、その上を行こうとする。


     日本の新興企業が、政府や行政に任せていてもしょうがないからと言って、その上を行こうとするのと同じだよね。


     それと全く同じことが1980年代のアメリカであったんだ、ていうのがわかる。
     スゴイよね、吉田秋生。

     それを、その時代に描いてる訳だから、滅茶苦茶スゴイです。

     僕の大好物的なお話の漫画なんだよ。


     これ文庫化された時に、最終巻の文庫で解説を依頼されたんだよね。
     あまりにも好きだったから、すごくビックリした。


     『BANANA FISH』って文庫版でそれぞれの巻末に解説があるんだけど、吉田秋生先生の直接ご指名らしいんだよ。

     しかも、最終巻の指名が僕だったから、「ええーっ??」って。

     面識もなんも全然なかったから、ビックリした。

     ほんとにもう、ありがたく書かせて頂いた文章です。


     解説というより、まるまるコラム一本、自分でもおもしろいと思えるエッセイを書いたんだよ。

     そしたら結構受けて、編集の人から「吉田先生も喜んでいた」っていうふうに言われて、すごい嬉しかった。


     ただこれは、Kindle版にはなってないんだよね。

     『BANANA FISH』の本編はKindleになってるんだけども、文庫版だけの『ANOTHER STORY』の方はなってない。


     たぶん来年ノイタミナ枠でやるから、もう1回『BANAN FISH』も、豪華本なり何なりが出るだろうし、この『ANOTHER STORY』も一緒だろうし、Kindle化されるかもしれない。


     だけど俺の解説というかコラムは外されるだろうなと、自分で思っているんで(笑)

     出来はいいから自分では気に入っているので、この本は処分できない。

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      バナナフィッシュ番外編表紙

     捨てられない本になっているというお話でした(笑)。

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