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岡田斗司夫の毎日ブロマガ 2018/01/31
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おはよう! 岡田斗司夫です。

今回はDMMオンラインサロンの2017年7月の大阪オフ会より、参加者の方から出された質問を紹介します。

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  映画を作るとき、難しさの加減は、どう決めればいいですか?

質問者:
 映画を作っています。
 その際、どのくらい分かりやすくするか、説明を深くするか、その加減に悩んでいます。

 どういう考え方で、その加減を決めたらいいでしょうか?
 
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 たとえば分かりやすい中間点を200とします。

 難解なものを300。
 子供でもわかるものを100。

 そうした場合、一番人口が多いのは、150〜250あたりに配置される作品です。


 難解とされる作品を『かぐや姫の物語』としたら、分かりやすいものの代表は『ワイルド・スピード』あたりでしょうか(笑)。

 話が多少デタラメでも、音楽をかけておけばなんとかなる、みたいな。

 そして難解な作品って、パトロン向けだと思うんです。
 惜しみなく出資してくれるという。

 観客からのお金だけでやろうと思ったら、『ワイルド・スピード』化するのは仕方がない。
 それは僕のニコ生も同じ。

 あまり難しくすると、お客さんがついてこれなくなるんです。

 だから『HUNTER×HUNTER』を語る時だって、めちゃめちゃ分かりやすいバージョンとして、「誰が一番強いか」とかやるべきかもしれない。

 
 高度なもの、難しいもの、自分がやりたい事だけやる。
 そういう場合はパトロン・スポンサーがないと難しいですよ。

 テレビなんか割とそうですよね。

 
 でも、分かりやすいものを作るって、案外 難しいですよね。
 実は難しくする方が簡単。
 

 下げ方は中学二年生が喜びそうなことを突っ込んでください。

 大人向けでありながら、中学二年生が喜びそうなことを入れてください。


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いかがだったでしょうか?

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