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岡田斗司夫の毎日ブロマガ「感受性から論理性へチェンジする世界のオモチャ業界 『ニュルンベルク国際玩具見本市』」
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岡田斗司夫の毎日ブロマガ「感受性から論理性へチェンジする世界のオモチャ業界 『ニュルンベルク国際玩具見本市』」

2018-02-16 06:00
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    岡田斗司夫の毎日ブロマガ 2018/02/16
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    今回は、ニコ生ゼミ2月4日(#216)から、ハイライトをお届けいたします。

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     感受性から論理性へチェンジする世界のオモチャ業界 『ニュルンベルク国際玩具見本市』


     ニュルンベルクの国際玩具見本市は、凄い面白かったです。

     とにかく何が面白いって、プラモデルとかより、あんがい幼児玩具とかの方が面白かったですね。


     プラモデルとか複雑なオモチャって、誰が考えても ある程度 似てくるんですよ。

     たとえば子供用の自転車とか、子供用のテントとか。

     いろんな物があるんですけども、先端に行けば行くほどアイデアっていうのは似てくるんですけども。


     ところが知育玩具で、それも原始的な知育玩具っていうのは、「まだ その方法があったか!」みたいなものが いっぱいあるんですね。


     たとえばこれは、よくある木を組み合わせただけのオモチャなんですよ。

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     で、僕らがこういう知育玩具を見たら「あぁ、何か子供に与える、エコとかナチュラル系が好きな人のオモチャな」 というふうに思うんですけども、さすがにそれは国際見本市だけあって、エコとか子供に与える自然主義のオモチャではないんですよね。


     とにかく、今 やっぱり一番 流行ってるのが、こういうボウガンみたいなものをオモチャにする事なんですよね。

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     で、こういうボウガンみたいなものが、とにかく数かぞえ切れないぐらいあってですね。


     木で作った剣。
     木で作った盾。

     簡単な紙で作った兜みたいなもので、ヨーロッパの昔の騎士が使っていたみたいなものが、一式 ぜんぶ揃うんですよ。


     それで、その刀がすべて木のオモチャみたいなもので、いわゆる両刃が付いた両手剣とか、片手で使えるダガーとかですね。

     あとは片手ナイフとか、そういうふうなものが、もう本当に無数にあって。

     で、それがメーカーも。

     そんな物を作っているメーカーが何十もあるものですから、メーカーごとにちょっとずつ省略の仕方に差を出してくるわけですね。


     それで、今 見せたボウガンっていうのは、たぶん僕が今回 見てきた中で、一番シンプルな形なんです。


     とにかく昔のボウガンの付け方とか、あと腕に付けるタイプとか、もっとスポーツっぽいヤツとか、完全に中世っぽいやつっていうのを“木”で再現しようとしてるんですね。

     それを幼児玩具として売り出してるんですけども。

     これは子供が本気でやりだしたら、まぁすごい戦争ごっこっていうのが、完全に出来るようなセットとして売ってるんですよ。


     あとは原始的っていう事もないんですけども、これはそこのメーカーの商品の ほんの一部の一覧なんですけども。

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     何かっていうと、組み紐とかハンコとか、そういうものを自分で作れる。

     コマとかも全部、自分で作れるセットなんですね。

     機織(はたおり)とか、そういうものをやらせる玩具なんですけども。


     これが、ページををめくってもめくっても、何十種類も出てくるんですよ。

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     これも、そうですね。

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     「ミサンガを作りましょう」というやつも、作らせるんですけども。

     この作らせる型のオモチャが、めちゃくちゃ流行ってました。


     だから、日本にいると海外のオモチャっていうのは、ドローンとか そういうものばっかりが見えるんですけども。
     
     どちらかっていうと「子供に如何に作らせるのか」っていう、理系を重視する政策っていうのを世界中の国が採りだしてるっていうのが分かる感じになってるんですね。


     それが幼児教育の場でも、これまでの感性的なものを膨らませようっていうか、感受性みたいなものを膨らませようというものから、明らかに論理性とか そういうものを膨らませるというふうに、オモチャの業界がすっごい大きく流れてるっていうのが分かりました。


     今、『科学と学習』というふうにコメントに出てたけど、本当にその通りなんですね。


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