ポストイット質問/NHK青山8月男性心理を読み解く
「自分の趣味」
【質問】
“「自分の趣味を理解して欲しい」と言ったり、「自分の趣味の世界に首をつっこむな」と言われたり。一体どちらなんでしょうか?”
【回答】
それは趣味によるとしか言い様がないよ(笑)。例えば、「僕がプラモデルが好きだ」とか、「ディズニーランドが好きだ」とか、そういう人に言える趣味あるじゃん? それに関しては、「俺の趣味を理解してほしい」って思うよ。
でも僕が、本棚にいっぱい隠してるフランス書院とか、エロ本に関しては、「人の趣味に首を突っ込むな!」とか(笑)。「岡田さんの趣味の傾向はこれなんですね?」って言われたら、「頼むから見ないでください」と言う。
自分の趣味の中でも、女の人に言える趣味と同性にすら言えない趣味がある。自分の中でもオープンにしている趣味と、オープンにできない趣味みたいなものがあるから。だから、まず趣味によって違うとも言える。
あと男の人にとって、同意してもらうのが好きか、理解してもらうのが好きか、っていうのがあるんだ。これは、その人によって違う。僕は「理解してほしい」とあんまり思わないタイプなんだ。こういう男の人も一定数いる。逆に一定数の男の人は「理解してほしい」と思う。
中途半端にしか分かってくれないんだったら、「俺の趣味のことに口を出すな」って言う人もいる。僕みたいに、「分かってくれなくても興味持ってくれた ら、すっげー嬉しい」っていう人もいるんだ。だから例えば、僕がロケット好きじゃん。ロケット好きだったら「ロケット好きですか! 私もスペースシャトル とか好きです」って、言われた時に「スペースシャトルはロケットじゃねえ!」(会場、笑い)
――って思うんだけども、ロケットのこと分かろうとしてくれてるんだから「ありがとう」なんだけど。
人によっては、「やっぱりダメなんだ」っていう男もいるので、これは男によって違う。2つに分かれる。つまり趣味自体の方向性によって、人に言える趣味 と人に言えない趣味で、女の子が立ち入っていい趣味と立ち入っちゃダメな趣味がある。次にその人によって共感されるのが好きか、理解されるのが好きかって いうのがあるから。
で、「理解されるはずがない」って思ってる人は、ものすごく深い理解してくれると「お前しかいないよ!」って、急に共依存的なものを求めてくるんで、そこらへんは注意してください。
【まとめ】
趣味の方向性で、人に言えるものと言えないものがある。また、人によって、共感されるのが好きか、共感されるのが好きか、で別れる。