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おはよう! 岡田斗司夫です。
メルマガ読者の方から、多数質問をいただいています。
かたっぱしから答えてみましょう。
「最近指摘されている誇大広告」
桐谷誠也さん/32歳
僕はブラマヨさんの番組にレギュラー出演していて、そこに天津の向君がいる。
向君は小太りというか、ちょっと太ってるくらいの奴。
どうしたと思ったら、「今ちょっとライザップやってまして」って言ってた。
本当に1ヶ月ぶりに見たら、シュッとして変わっているんだよ。
トレーニングジムに通っていれば、痩せるに決まってるから効果あると思う。
でもライザップに通ってみたいとは思いません。
吉祥寺にある近所の焼き鳥屋でも、「納得いかなければお代は頂きません」と書いている。
それは歩留まりというか、100人のお客さんが来たときに、「何人がそれを言うのか?」にかかっているらしい。
言い方悪いけど、友達がいなさそうな奴が来て、ちょっと飲み食いした後、試しに「払わねえぞ」と言うのが、ほとんどだそうです。
店としては、お金が貰えないから被害になるけど、それより「納得いかなければお代は頂きません」という看板を出している告知効果の方がすごく大きい。
でも保険屋が保険金を払わないのとは話が違う。
掛け金を払っている人間はかなりの確率でお金を受け取るわけだよね。
保険的な業種形態と、「内容に納得いかなければ全額返金」はまったく思想が違っている。
だから誇大広告といわれてるわけなんだ。
会社が承認しない場合は、「100人がライザップに返金を申し出た場合、実際何人がお金を払い戻してもらえなかったのか?」という統計データがないと、本来はこういう話をしてはいけない。
もし俺がライザップさんだったら、「1日500キロカロリーしか食っちゃダメ」「筋トレは1日2時間やれ」って言うよ。
そんな方式やったら、誰でも痩せるに決まってるわけじゃん(笑)
ライザップにしてみたら、広告の出し方に問題はあったんだろうけど、誇大広告とまでは思わないよね。
ちなみに岡田斗司夫はライザップに通いたいとは思いません。