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「放送の二元体制を崩しかねない」 NHKのスクランブル化を総務大臣が否定
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「放送の二元体制を崩しかねない」 NHKのスクランブル化を総務大臣が否定

2019-07-24 12:00
  • 63
NHK
7月23日、石田真敏総務大臣は定例会見の中で「NHKのスクランブル化は放送の二元体制を崩しかねない」として、否定的な見解を示しました。

21日に実施された参院選で「NHKから国民を守る党(N国)」が議席を獲得。同党が主張する「NHKのスクランブル化(限定受信化)」に注目が集まっています。スクランブル放送とは、テレビ放送で契約した人だけが視聴できるようにするシステムのこと。日本では「WOWOW」など、BSやCSの一部チャンネルで実施されています。

石田大臣によれば、NHKは災害報道や政権放送などを担う公共放送であり、NHKと民放との二元体制により発展してきたと説明。その上で、NHKの受信料は(受益者となる)視聴者・国民が広く公平に負担すべきもので、スクランブル制度の導入は「NHKの基本的な性格を根本的に変えて二元体制を崩しかねないもの」と述べました。
石田総務大臣▲石田真敏総務大臣

NHKは放送法に基づき、テレビを設置した全世帯と放送受信契約を結び、受信料を徴収しています。据え置き型のテレビだけでなく、今年2019年3月にはワンセグ機能付き携帯電話の保有者に、受信料の支払い義務があることが最高裁で確認されました。受信料の算定根拠となるNHKの予算は毎年国会での決議により承認されるなど、受信料制度は半ば税金のような存在となっています。
NHKの受信料については、テレビ機能のある機器を「持っているだけ」で支払い義務が発生することから、普段からNHKの放送を視聴しない人からは不満の声もあがっていました。先の参院選で、政策が「NHKのスクランブル化」の1つしかないNHKから国民を守る党が全国で13万票を集めて議席を獲得した背景には、こうした声を反映したものとみることができるでしょう。

NHKでは現在、地上波テレビ放送のインターネットでの同時配信の検討を進めています。公共放送としてのNHKのあり方と、より公平な受益者負担の方法については、今後ますます注目が集まりそうです。

この記事はEngadget 日本版からの転載です。

RSSブログ情報:https://news.aol.jp/2019/07/23/nhk/
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他53件のコメントを表示

ダメだな、この男は支持しかねる。
そもそもその二元性が今どれだけ保持されているというのか。
現状を把握できているとは思えない。

No.55 64ヶ月前

スマホもカーナビもテレビも同じ値段の受信料だから払う気うせる

No.56 64ヶ月前

税金で国営放送にするか、スクランブル掛けて料金払った人だけに見せろ。災害時は当たり前に解除で良いだろ。それもしないで中途半端に公営や公平気取ってデマや偏向流したり、金だけ盗っていくから害悪

No.57 64ヶ月前

災害時放送と政見放送を民法のどれかに持ち回りでやらせればいいだけだろ。
詭弁言ってんじゃねーよ。NHKからいくらもらったんだ?

No.58 64ヶ月前

意味不明… トランプ大統領や経産大臣はtwitterで情報発信してるじゃん。TV自体に公共的価値などない。 災害放送は、ネットかラジオ。二元体制?そんなモノいらないし、電波オークションやメディア改革を推進するなら、なおのこと不要な概念。

No.59 64ヶ月前

災害報道や政権放送だけ無料放送して、他の番組は有料放送にすればいいだけでは?

No.60 64ヶ月前

>>58
10万ドルどころか100万ドルはポンともらってるだろうな

No.61 64ヶ月前

NHKから金もらってる癒着

No.62 64ヶ月前

TVは面白いように党名すら出さなくなった

No.63 64ヶ月前

そりゃ天下り先がなくなるからね(・ω・)名前だけ入れて金だけ貰ってる先輩多そうですね、と

No.64 64ヶ月前
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