【マンション経営コラム｜第2回】なぜサラリーマンがマンション経営に着目すべきなのか
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理由1 手元に資金がなくても始められる
不動産投資がいい理由は手元に資金がなくても始められることです。正確にいえば、自己資金がなくても投資できるということ。それではどのように物件を買うかというと、「ローン」を組めばいいのです。
株式やFX投資では、レバレッジを利かせるなど自己資金以上の取引をすることは可能ですが、ローンを組むことは難しいです。不動産は一般のサラリーマンが投資できる商品の中で唯一、ローンを組むことができます。特に物件が良いものであれば、フルローンで投資を始められる可能性もあります。つまり自己資金はゼロでもいいのです。
サラリーマンは毎月一定の給料を受け取るため、金融機関から融資を受けやすいというメリットがあります。マンション経営では基本的に賃料から返済しますが、もし空室ができて一時的に賃料が返済額に満たなくても、給料から補てんできると金融機関は考えるからです。
もちろんそうした状態が続いてはいけません。空室リスク対策は常に最優先して講じておくべきことの一つといえます。
理由2 安定的に家賃収入を得られる
安定的に家賃収入を得られることも不動産投資のメリットです。株式やFXなどの商品でも配当やスワップポイントはつきますが、その多くは基本的に「キャピタルゲイン」、つまり投資商品の売買によって利益をあげます。これでは利益がでる場合もあれば、損失が出る場合もあります。
一方、家賃収入であれば毎月、入居者から家賃分を受け取ることができます。これを「インカムゲイン」といいますが、一定の家賃収入が得られます（FXのスワップポイントもその一種です）。
定期的に収入が得られると、ビジネスが安定しやすく、計画的にローンの返済も可能になります。また気持ちのうえでも、毎月決まった収入が入ってくることは安心につながるなど良い効果があります。年金代わりと考えることもできるでしょう。
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理由3 節税対策ができる
不動産経営の事業者になれば、さまざまな費用を必要経費として落とせます。特に物件を買った年は、大きくなりがちな不動産取得税、登録免許税などが経費になりますし、固定資産税や火災保険料、交通費なども同様です。
賃料収入から固定資産税や減価償却費などの経費を引いて赤字が出ると、確定申告をすることで所得税の還付を受けられます。赤字部分を給与所得から差引く損益通算ができるからです。住民税も所得税額から算出されるため、住民税も節税できることになります。
管理なども業者に依頼でき時間がかからない
このほかにもサラリーマンが不動産投資を始めたほうがいい理由はありますが、以上代表的な理由を3つ挙げてみました。
しかし「マンション経営は管理が面倒なのでは」と思っている人もいるかもしれません。大家業として掃除や備品などの業務を自分でしたいならともかく、サラリーマンはそうはいかないでしょう。しかし、マンション管理は管理会社に委託できます。不動産投資以外の投資方法では、自己責任で資産を管理するケースが多いですが、不動産投資の場合は管理会社に任せることで投資家は最低限の作業だけでマンション経営ができます。
以上をみると、不動産投資がサラリーマンと相性が良さそうであることが分かります。もちろんリスクはあります。空室にならないよう入居者がしっかり確保できる、いい物件を見つけなければいけません。そのためには、マンション投資のノウハウがある不動産会社を味方につけることが不可欠です。
投資や資産運用の目的として将来に対する不安を挙げる人は少なくありません。将来の年金代わりとなる賃料収入が毎月入ってくるようにするためには、サラリーマンとして働いて給与収入があるうちに始めておくことが賢い選択といえそうです。
