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【マンション経営コラム|第228回 新着 最新のリーテック市場 OYO編
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【マンション経営コラム|第228回 新着 最新のリーテック市場 OYO編

2020-01-30 15:22

    ※リーテックとはReal Estate Technologyの略で、直訳すると「不動産テクノロジー」です。 不動産事業にIT技術を活用することを意味しています。


    今週も引き続きインドのOYOについて記事を書かせていただきます。


    OYOパスポートとは?】


    OYO LIFEはスマートフォン1つで物件探し・契約・支払いなどができるサービスを提供しています。電気・ガス・水道・Wi-Fi込み、家具家電付きの部屋も豊富に揃っており、カバン1つで翌日から住むこともできるのが特徴です。私も体験したことがあるのですが物凄く手続きが簡単です。入居者はOYO PASSPORTと呼ばれるサービスが利用でき、家事代行やカーシェアリングなどといった暮らしに役立つ100のサービスが利用可能なのです。OYO LIFEではこれまでに予約前の物件の見学が不可でしたが、「広さや収納スペースを確認してから予約したい」「部屋の細かい所も事前に確認したい」といった要望を受け、内見の受付を公式サイトで開始したとのことです。


    【法人向けサービス開始】


    OYO LIFE BizOYO LIFEを社宅やマンスリー賃貸として提供する法人向けサービスとして開始し、現在は都内を中心に13県、名阪エリアでもサービスを展開しています。OYO LIFE Bizは、長期・短期の利用期間を問わず従業員にとって快適な住環境の確保が可能だそうです。家具家電付きの物件を豊富に提供しているため、急な転勤や慣れない土地への引っ越しでも、負担も少なくすぐに新生活をスタートすることができるというのが特徴です。OYO LIFE Bizでは、法人顧客の幅広いニーズに応えるため、これまで提供してきました出張や短期プロジェクトの利用に適した『定期型プラン』に加え、転勤など一年以上の長期滞在に適した『長期滞在型』プランを導入。『長期滞在型』プランでは一年未満で退去の場合でも住み替え先がほかの「OYO LIFE」物件であれば違約金・新居の礼金は不要になるとのこと。


    筆者も前職では転勤が多かったですがこういったサービスがあると借りても法人にとっても良いですね。

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    【ヤフーとOYOが提携※過去記事】


    ヤフーはOYOと共同で、日本で賃貸住宅事業を始めると発表しました。※現OYOLIFE。不動産オーナーから借り上げた物件を家具・家電付きの部屋へと刷新し、個人に貸し出す。まずは東京都内で賃貸を開始する。オヨ・テクノロジー・アンド・ホスピタリティー・ジャパン(東京都千代田区)という会社を設立ました。出資比率はヤフーが33.9%、オヨが66.1%。OYOLIFEのウェブサイトを開設し、物件探しから入居、退去までの手続きをオンラインでできるようにする構想です。当初は東京都内6区(渋谷、目黒、新宿、中央、文京、千代田)の1,000件超の物件を取り扱う。スマートフォンアプリのリリースも計画しているそうです。今は合弁を解消しておりますがスタートは素晴らしいものがありました。


    OYO中国で問題が】


    OYO中国の子会社で従業員が数十人解雇になったようです。OYO中国のCOO・施振康氏は先日発表した声明の中で「今回の決定は厳しく、支持されないかもしれない。実際に、すでにいくつかの(好ましくない)反応が出ているが、最良の決定は最も難しいものだ」と釈明たそうです。一方で具体的な解雇理由については明らかにしませんでした。また、「成長段階では急成長を目指すとともに、正しい方向に進むための最高水準の誠実さ、コーポレート・ガバナンスを設定することは不可欠である」と主張。「OYO中国」は今回の件に先立ち、「誠信委員会」を新設したそうです。コンプライアンス、コーポレート・ガバナンスの強化に取り組んでいくそうです。


    こういった問題が起こった際に対応がしっかりしている会社は信用ができますね。


    ※各記事ニュースピックス記事より引用                    

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    【今週の筆者まとめ】


    今週もOYOについて記事を書かせていただきました。逆風が吹き荒れるOYOですがOYO PASSPORTや法人向けサービスなど今までにない賃貸の形をつくっているのは間違いありません。しっかり利益を取り、これからもっと普及していってほしいですね。

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