さて、昨日夕方に社台スタリオンの来年度種付け料が発表されました。
大方の噂通りで、ナダルは300万から1000万円におおはばアップですが、昨年のスワーヴリチャードに鍛えられている藤沢は、びくともしません。キズナも今年、リーディングを取りそうですから、妥当な数字かな?と思います。ただ、キタサン、イクイが2000ですからね。同じ2000なら、そっちを付けたくなりますわあ。とはいえ、藤沢牧場には関係のない、アッパー層向けのはなし。必死に「ナダル1000万」に皮肉発信をするSNS界隈を見ていると、「お前が貧乏なだけやろ」で終わり。価格が見合わないと思うなら、ルヴァンス、マクフィあたりを配合すればいいですし、社台SSのラインナップを見ていると、アッパー層からダウナー層までに刺さる、幅広い布陣だなと感心しています。長期的な展望より、獲れるときに獲っておけと思いますわ。
といいつつ、こんな値段で誰がつけるの??と思う藤沢も、勿論、下の方の人ですけどね。
サートゥル1000万もびっくり。ナダル、マーズに比べるとすごーーく地味。ここから、重賞戦線で活躍馬を多数だすとも思えないんだけどなあ。上のクラスにいけばいくほど、キタサン、キズナ、エピファ、イクイ、カナロアと戦わなければいけないんでしょ?
つらい
さて、そんな中、ニューイヤーズは外に行き、クリソベリルはこっそり値下げ。クリソは兄姉もしっかり結果を出しているので、ほぼ失敗しない種牡馬とにらんでいます。サリオスもその理論からいくと、同様ですね。クリソは牝馬が良さそう。ゴールドアリュール後継の中でも、稀にみる「フィリーサイアー」になると予想しています。理由はありません。なんとなくです。というのも、クリソの牝馬しか触ったことがないからなんですよね。すみません。ただ、今年触った、キャスノワゼット2024♀(父クリソベリル)が相当よかったんですよねえ。シャキシャキしていて、やる気もあって、身体の大きさを充分に理解して、うまく身体を使えている印象でした。トモ尺が少し足りないから、繁殖としてはちょっとでしたけど、D1800くらいで走るんじゃないかなあ。
ニューイヤーズはこっち来た方が幸せね。走るけど、ナダルに比べて地味なんだな。芝もこなすのに(´;ω;`)
というわけで、ここからはその他種牡馬の藤沢レビューを紹介します。