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スカーレット・ヨハンソン、ハリウッドの報酬格差問題について、個人的な経験を議論されることに不快感
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スカーレット・ヨハンソン、ハリウッドの報酬格差問題について、個人的な経験を議論されることに不快感

2016-04-11 11:00
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    スカーレット・ヨハンソンは、ハリウッドにおける男女間の報酬格差に関し、自身の個人的な経験が議論されることに不快感を示した。米誌『コスモポリタン』の5月号で次のように語った。

    「社会の大きな問題として取り上げるのではなく、そのような議論になってしまうことに良い気持ちがしません。幸運なことに、私はとても豊かな生活をしていて、この世界で多くの男性俳優と同じくらい稼いでいる女優であることに誇りを持っています」(ヨハンソン)。

    「あらゆる女性の(十分な賃金を受けていないという)問題については理解していますが、それを社会問題として語るのではなく、私自身の個人的な問題として語られることには少し不快感を覚えます。概してこの話題は、フェミニズムに関する大きな問題の一部だと思うのです」(ヨハンソン)。

    本誌ヴァラエティは2015年11月号で、ヨハンソンがマーベル・コミック原作の映画『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』にブラック・ウィドウ役で出演した際に、共演者であるクリス・エヴァンスやクリス・ヘムズワースらとほぼ同額の報酬を受け取っていたことを報じた。

    インタビューでヨハンソンは、妊娠中絶などを含む女性の医療サービスを中心に行う非営利団体『プランド・ペアレントフッド』への政府による助成金の削減についてもコメントした。

    「戦争状態にある国々があり、テロ行為が起き、地球温暖化が起きているから、プランド・ペアレントの予算を削減するべきだとか、女性の健康イニシアチブの可能性を奪おう! という話になるのでしょうか。狂っています」。自身も若い女性として同組織のサービスを利用した経験のあるヨハンソンはこのように語り、「私達は前進しているように見えますが、実際は後戻りしているのです」と続けた。

    ヨハンソンは、映画『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』で再びブラック・ウィドウ役を演じる。本作は5月6日に米劇場公開する。

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