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長谷川幸洋コラム第30回 内紛、離党、分裂が相次ぎ、流動化する野党。「江田新党」は再編の要となれるのか。
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長谷川幸洋コラム第30回 内紛、離党、分裂が相次ぎ、流動化する野党。「江田新党」は再編の要となれるのか。

2013-12-19 20:00
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    〔PHOTO〕gettyimages

    野党の流動化が止まらない。みんなの党から江田憲司前幹事長ら14人が離党したと思ったら、日本維新の会では東国原英夫衆院議員が離党し、議員辞職する。民主党でも山口壮衆院議員や、少し前には落選中の鈴木寛・元参院議員らが離党している。

    江田は民主党の細野豪志前幹事長や日本維新の会の松野頼久国会議員団幹事長らと「既得権益を打破する会」を結成する一方、自身も近く新党を立ち上げる予定だ。

    はたして、こうした動きは野党再編につながるのだろうか。

    結論から言うと、政治家はだれでも「新党を作るなら政策の一致が大事だ」と言うが、実は政治が政策だけで動くわけでもない。だから、目先の利害損得を優先した結果、間違って事実上の再編になってしまう可能性はある。ただし、それで長続きするかといえば、無理だろう。

    政策一致でも、ガバナンスめぐり対立したみんなの党


    まず、江田離党の経緯から見る。
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