ゲキビズ田原通信
橋下徹さんが大阪市長を辞職して、出直し選挙に再出馬する意向を表明した。橋下さんの行動に対して、「自分勝手だし、そもそも大義がない」「選挙にかかる税金の無駄遣いだ」などといった非難が集まっている。
この騒動の大元には、橋下さんが提唱してきた「大阪都構想」がある。大阪では、大阪「府」と大阪「市」という二つの組織が、それぞれ行政サービスをしている。この「二重行政」の状態が、「おカネ、時間、そして人材のムダを生んでいる」というのが、橋下さんの主張だ。
橋下さんの主張に対して、実はその「ムダ」はさほど大きくない、という反論もある。さらに大阪市議会の議員にすれば、都構想なんてとんでもないことだ。「市」がなくなるのだから、「市議会」もなくなる。彼らは失職するのだ。もちろん自分の足元だけを見て、反対しているのではないと信じたい。とはいえ、議員の大半が「都構想」に反対なのは事実である。
一方の橋下さんにすれば、市議会が反対することが納得できない。橋下さんは、「都構想」を掲げて市長選挙で勝った。つまり、市民の支持は十分に得られているという自信があるのだ。
この記事の続きを読む
ポイントで購入して読む
※ご購入後のキャンセルはできません。 支払い時期と提供時期はこちら
- ログインしてください
購入に関するご注意
- ニコニコの動作環境を満たした端末でご視聴ください。
- ニコニコチャンネル利用規約に同意の上ご購入ください。
2014/02/19(水) 19:25 田原総一朗 正念場の安倍政権の行方を左右する「4つの知事選」
2014/02/20(木) 20:00 長谷川幸洋コラム第37回 都知事選・細川惨敗で見えた民主党の政策なき「漂流状態」
コメント
コメントを書く《橋下代表・松井幹事長 出席》大阪都構想に関する質問会
http://live.nicovideo.jp/watch/lv169088826