来週にG1を開催する中京が“異常事態”だ。

 昨日はバタバタして書けなかったので、1日遅れの日記を書く。土曜はファルコンSの取材で中京競馬場へ出かけた。祝日とあって大いに盛り上がっていた。特設屋台で売っていた「さんま寿司」を衝動買いしたが、500円の安さでおいしかった。

 異常なのは盛況ぶりではなく、芝の状態だ。いつもなら中京芝は「差し有利」が定説だが、先週から前残りのレースが多い。この日に騎乗した騎手からは「内ラチ沿いの1頭分だけ馬場がいい」「内を通った馬が残っている」「外枠は厳しい」などという声が聞かれた。

 今日の日曜から来週にかけて、この傾向は続くのか、それとも変わるのか。大混戦のスプリント王決定戦を左右する要因となるのは間違いないだけに、目が離せない。【太田尚樹】

3522e0cc1f09521e11b4dbc43f0bab2f4fa46ec6
土曜の中京は大盛況(撮影・太田尚樹)

65f5ee47d8686083fbe3b39c4136f09e81b107bd
さんま寿司は安くておいしかった(撮影・太田尚樹)