「決戦の朝~プリンスオブウェールズS」
17日朝、いよいよスピルバーグのレース当日です。
午前5時半、朝焼けのウォーレンヒルに藤沢和師が姿を見せました。前日はアスコット競馬場で開催初日を視察。「あの3歳(セントジェームズパレスSを勝ったグレンイーグルス)は強かったな」「全体的に時計は速いみたいだね」と印象を語っています。
自分もその雰囲気を感じてきましたが、女王の馬車入場に始まって、初っぱなのクイーンアンSはソロウが快勝、エイブルフレンドがまさかの6着大敗という結果に…。英愛2000ギニー馬VS仏2000ギニー馬の対決となったセントジェームズパレスSは前者が圧勝。そして、4、5、6Rとライアン・ムーアが3連勝を決め、場内を沸かせました。「明日はここでスピルバーグが…」とワクワクしながらの初日。
今朝のニューマーケットはスーパームーンのみが馬場へ登場です。背中には北村宏騎手。楽しみなニュースがあって、今日の最終6R、サンドリンガムハンデ(芝直線1600メートル)で騎乗が決まりました。パートナーは山本英俊オーナーの購入したリアルトラ(牝3、R・フェイヒー、父ダークエンジェル)。人気順では伏兵の評価ですが、一発期待しましょう。
スーパームーンがウォーレンヒルを2本上ったところで赤い馬運車がウォーレンプレイスの方から街の方へと坂道を下っていきます。
「あれにスピルバーグが乗っているよ」と藤沢和師。もうあとは無事に全力で走りきってくれることを願うだけ。天皇賞馬のロイヤルアスコット参戦、多くのホースマン、ファンの夢を乗せて激走を期待したいと思います。
◆プリンスオブウェールズSのポイント
★直前になってケンタッキーダービー馬カリフォルニアクローム(牡4、A・シャーマン、父ラッキープルピット)の回避が決定し、9頭立て。
★初日3勝と絶好調のライアン・ムーアは昨年の仏ダービー、愛チャンピオンSを制したザグレイギャッツビー(牡4、K・ライアン、父マスタークラフツマン)ではなく、“サー”マイケル・スタウト厩舎のカノックチェイス(牡4、父レモンドロップキッド)に騎乗。
★今年重賞で2戦2勝のウエスタンヒム(セン4、父ハイシャパラル)は英ダービー、仏オークスを勝って絶好調のJ・ゴスデン厩舎&ランフランコ・デットーリ騎手コンビ。
★1番人気はフリーイーグル(牡4、D・ウェルド、父ハイシャパラル)。昨年の英チャンピオンS(3着)以来のぶっつけになるが、1年ぶりのレースで激走した鉄砲実績あり。先行抜け出しのこの馬が目標になる。
ということで午後4時20分(日本時間18日0時20分)発走。SEE YOU~。
17日朝、ウォーレンヒルの横の道を下っていく赤い馬運車。スピルバーグを乗せてアスコット競馬場に向かいます。右は藤沢和師
初日4RセントジェームズパレスS、5RアスコットSに続き、6RウインザーキャッスルSで3連勝を達成したライアン・ムーア。馬はワシントンディーシー(母の父シンコウフォレスト)
17日朝、いよいよスピルバーグのレース当日です。
午前5時半、朝焼けのウォーレンヒルに藤沢和師が姿を見せました。前日はアスコット競馬場で開催初日を視察。「あの3歳(セントジェームズパレスSを勝ったグレンイーグルス)は強かったな」「全体的に時計は速いみたいだね」と印象を語っています。
自分もその雰囲気を感じてきましたが、女王の馬車入場に始まって、初っぱなのクイーンアンSはソロウが快勝、エイブルフレンドがまさかの6着大敗という結果に…。英愛2000ギニー馬VS仏2000ギニー馬の対決となったセントジェームズパレスSは前者が圧勝。そして、4、5、6Rとライアン・ムーアが3連勝を決め、場内を沸かせました。「明日はここでスピルバーグが…」とワクワクしながらの初日。
今朝のニューマーケットはスーパームーンのみが馬場へ登場です。背中には北村宏騎手。楽しみなニュースがあって、今日の最終6R、サンドリンガムハンデ(芝直線1600メートル)で騎乗が決まりました。パートナーは山本英俊オーナーの購入したリアルトラ(牝3、R・フェイヒー、父ダークエンジェル)。人気順では伏兵の評価ですが、一発期待しましょう。
スーパームーンがウォーレンヒルを2本上ったところで赤い馬運車がウォーレンプレイスの方から街の方へと坂道を下っていきます。
「あれにスピルバーグが乗っているよ」と藤沢和師。もうあとは無事に全力で走りきってくれることを願うだけ。天皇賞馬のロイヤルアスコット参戦、多くのホースマン、ファンの夢を乗せて激走を期待したいと思います。
◆プリンスオブウェールズSのポイント
★直前になってケンタッキーダービー馬カリフォルニアクローム(牡4、A・シャーマン、父ラッキープルピット)の回避が決定し、9頭立て。
★初日3勝と絶好調のライアン・ムーアは昨年の仏ダービー、愛チャンピオンSを制したザグレイギャッツビー(牡4、K・ライアン、父マスタークラフツマン)ではなく、“サー”マイケル・スタウト厩舎のカノックチェイス(牡4、父レモンドロップキッド)に騎乗。
★今年重賞で2戦2勝のウエスタンヒム(セン4、父ハイシャパラル)は英ダービー、仏オークスを勝って絶好調のJ・ゴスデン厩舎&ランフランコ・デットーリ騎手コンビ。
★1番人気はフリーイーグル(牡4、D・ウェルド、父ハイシャパラル)。昨年の英チャンピオンS(3着)以来のぶっつけになるが、1年ぶりのレースで激走した鉄砲実績あり。先行抜け出しのこの馬が目標になる。
ということで午後4時20分(日本時間18日0時20分)発走。SEE YOU~。
17日朝、ウォーレンヒルの横の道を下っていく赤い馬運車。スピルバーグを乗せてアスコット競馬場に向かいます。右は藤沢和師
初日4RセントジェームズパレスS、5RアスコットSに続き、6RウインザーキャッスルSで3連勝を達成したライアン・ムーア。馬はワシントンディーシー(母の父シンコウフォレスト)