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「強い人間になりたい。」誰もが一度は心に思い、口にした覚えのあるだろう考えですよね。今でも傷付いたり、自分の弱さを実感すると切望する人も多いでしょう。
しかし私たちが漠然と願う強い人間になるのは、実際とても難しいもの。それよりは、私たちが本当に考えて実践すべきことがあるんです。

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本当に強い人間になるのは、無理がある

強い人間になるためには、精神面を鍛えることが必要です。私たちが普段できることと言えば、経験を重ねること、会社などのストレスの耐性をつけること、精神面が鍛えられる運動をはじめることぐらいでしょうか。
しかし精神面を鍛えるというのは、方法も成長度合いも非常に曖昧。一歩間違えると、精神的な病にかかる危険性もあります。また、世の中には自分が耐えられうることばかり起こるとは限りません。とても耐えられそうにないこと…例えば突然の事故やリストラ、親の死など…は、誰でも起こりうる可能性があります。そこまで過度なストレスには、日常生活で精神を鍛えようとしても対応できないというのが正直な話。
また、「自分はなんて弱い人間なんだ」と、自分で自分を傷付ける可能性も高いのです。以上のことにより、強い人間になることを求め続けるのは困難なだけでなく、逆に自分の首をしめる可能性もあるのです。


まずは自分のストレス耐性チェックを

そもそも、人によってストレスの耐性度合いは異なります。「物事を受け流せる人・受け流せずに傷をそのまま受けてしまう人」「すぐ忘れる人・いつまでも引きずる人」と、ストレスの受け方・解消の仕方は人によって違います。
またA型はO型の2倍傷付きやすい、A型とB型の傷付きやすさは同じだけど、B型は忘れるのが早く、A型は遅いという、血液型の特性もあります。まずは自分のストレス耐性度合いを見直してみましょう。

ここで注意してほしいのが「自分は弱いからダメ、とは思わない」「ありのままを受け止める」「変わろうと思わない」こと。ストレス耐性は元々の性格で、変えるのはほぼ無理。まずは自分のストレス耐性を受け止めることが大切です。
中でも、「受け流せない人、いつまでも引きずる人」には心がけてほしいことがあります。「受け流せない人」は、できるだけ多くの経験を積むこと。いろんな経験をし、いろんなケースを見聞きすることで、受け流せなくても傷を受ける度合いが減ります。
「いつまでも引きずる人」は、後悔の残る場合は、納得行くまで行動することで、自分を納得させてあげましょう。納得しても後悔するなら、信頼のおける人に話を聞いてもらったり、新しい行動をはじめて。人に話すことで頭の中の整理がつき、新しい行動を起こすことで徐々に傷を忘れることができます。


問題を解決する力を身につけよう

自分のストレス耐性度を知ったら、精神を鍛えるよりは、その根本的な原因である問題を解決する力をつけましょう。
ストレスに弱い人の中には、問題が起こると悩み続けて何も行動にうつせない人が多いもの。そこで悩まずに、「どうしたいか、そのために何をすればいいか」を具体的に考え、行動にうつすことが実は最善の策であり、ストレスも減ります。ポイントは「無理はしない。自分のできる範囲で、自分に合ったやり方で問題解決する方法を見つける」こと。
これは普段から癖をつけないと、身につきません。常に「問題発生→問題解決」の癖をつけておけば、いろんな解決の仕方も身につきますし、大きな問題が起きた時も解決しようとします。

また、問題解決の方法を考える前に、冷静になることも必要。急激なストレスを感じたら、まずは3分でいいので、「3秒吸って6秒吐く」という深呼吸を繰り返して。ストレスで浅くなった呼吸が深まり、落ち着いて物事を考えることができるようになります。
精神を鍛える強い人間よりは、問題解決ができる人間の方が、何が起きても常に考えることができ、前に進めるのです。地道なことですが、是非実践してみてくださいね。

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