戸籍上は「家族の一員」になったはずの義実家。でもそれは戸籍や表面上のことだけで、「内情は完全アウェー感」を感じる女性も多いことでしょう。
いつまでもお客様扱いされたり、本音こそ言えず、頼みごともしにくい。言葉尻や態度で結局は血が繋がってない壁は感じ、「気を遣い過ぎて疲れる」「孤独を感じる」・・・という人も多いのでは。義実家での完全アウェー状態をどうするか?対処法を4つご紹介します。
8聞いて2話す
ほとんどお互いのことを知らないわけですから、まずは知り合うことが大切。まずはできるだけ会話を心掛けましょう。
と言っても、基本「8聞いて2話す」スタンスで会話を進めて。人は「相手を知ってる」より「相手に知られている」方が、より身近に感じやすいもの。また自分の話をするのが1番気持ち良いので、距離も近付きやすくなります。
「ほどよいダメ嫁」+「下から目線」ミックス
子供がしたことなら「仕方なく、可愛くさえ思える」が、嫁がしたことだと「しっかりしていない」と呆れるのが定説。しかし「しっかりしなきゃ」とやり過ぎても、いつかボロは出ますし、余計アウェー感を感じるだけです。
はじめからきっちりやれなくて当たり前。ほどよい程度のダメ嫁感は、先に出しておきましょう。「ほどよいダメ嫁」とは、「頑張っているけど、まだうまくできない」様子。お手伝いはするけど、「料理って難しいですよね」など、苦手な家事は伝えておく。先手必勝ではありませんが、はじめに言ってしまうと気も楽です。
さらに下から目線をプラスして。下から目線とは、「褒め&質問」に尽きます。例えば「このお味噌汁おいしいですね。出汁は何を使っているんですか?」と褒めてから聞けば、聞かれるお姑さんも嬉しく、旦那の好きなお味噌汁が作れるので一石二鳥です。
壁は作らず、線を引く
やがては子供と遊んでもらったり、自分に何かがあったら子供の面倒を見てもらうだろう相手です。先のことも見通し、壁は作らないようにしましょう。
けれども「ここまでは踏み込ませない、自分たちで決める」という線引きはすること。必要以上に距離が縮まると、必ず喧嘩になったり、行き詰まる時が来ます。これは実両親に対しても同じ。あなたの家族ですから、参考にするのは良いですが、言いなりはやめましょう。
悪意には拒否を
露骨に悪意を感じる言動をされることもあります。「これくらいは仕方ないな」と思える範囲ならまだしも、毎日鬱々と悩んだり、義実家に行く前日は胃が痛くなるほどは問題。まずはおかしいと感じたら、実両親や友達に相談してみて。「それは行き過ぎている」と言われたら、悪意だと思ってもいいでしょう。
相手が悪意を持っている場合、いくら義実家とはいえ、言うことを聞いたり我慢する必要はありません。我慢は続けると精神的にも健康的にもよくありません。 嫌なこと、自分の意見はしっかり主張して。泣き寝入り的な側面を見せるとエスカレートするので、必ず強さを出しましょう。
ただ、あまり相手の考えが変わることは期待しないで。その価値観で何十年も来たのですから、嫁が一言言ったからと考えが変わることはありません。旦那を味方につけることも大切です。聞く耳を持つ割合が増えます。
いかがでしょうか?いくら努力しても、いつまで経っても、血が繋がってない限りアウェーはアウェーだと思います。しかしそのアウェー感を薄めることが大切。実践してみてくださいね。
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