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皆さんは今年どんな1年を過ごしましたか?年末も近づき、「来年こそは良い年にしたい」と何となく願う人も多いでしょう。けれど「何となく」で終わらせると、結局また同じような1年になってしまいます。
本気で来年を良い年にしたいと思うなら、「今年の私を振り返る」のが1番効果的。現状をきちんと振り返ることで、自分の本音に気付いたり、具体的な目標が定まるのです。来年の目標を立てる前に、徹底的に今年の私を振り返りましょう。

「振り返りシート」を作ろう

まずはノートとペンを用意しましょう。見開き両ページ使います。1番左に1~12月までを記し、向かって左のページが「できた」ことを記すページ、右が「できなかった」ことを記すページです。
さらに「対自分・対他人」に分けます。
・まずは開いたページに、自分自身に関する「仕事・夢・趣味・美容&健康」の4つに分ける
・次の見開きのページに、対人関係に関する「恋愛・友人・家族」の3つに分ける
これで振り返りシートは出来上がりです。


実際に書き込もう

シートができたら、1月から思い出し、順々に書いていってください。手帳や日記、SNS、写真などを見ながら行うと思い出しやすいですよ。書く内容は「目標・結果・過程・行動」など。形として見えるものだけなく、形として見えない思いや気持ちも記しましょう。
気をつけて欲しいのが、「仕事・夢」の区別。仕事は「会社目線での自分」。例えば「売り上げ100%達成」「企画が採用された」など。一方で夢は会社目線を一切外し、「自分目線」のみの内容を。例えば「親身な対応を忘れなかった」「やりたい仕事で結果が出せた」など。また仕事の他にやりたいことがあり、それに向けて努力をしている人(資格取得や副業など)は「夢」の欄に記しましょう。


徹底的に振り返り、来年の目標を決めよう

1、 自分は何に力を入れた・入れなかった?

まず全体的に見返すと、数の多さから「自分はこの1年間、何に1番力を入れていたか・入れてなかったか」が分かります。例えば「仕事はやったけど、夢への努力はできなかった」「恋愛は積極的だけど、親孝行は何もしなかった」など。
新たに「これができなかった」と思いついた内容は、できなかったページに追加で書き込んでおいて下さいね。

2、 嬉しかったこと、できなくて悔しかったことのTOP3に○を付ける

リストを見返して、できたことの中から「できて嬉しく感じたことTOP3」を、できなかったことの中から「できなくて悔しく感じたことTOP3」をピックアップしましょう。

3、 来年の目標を考えよう

上記から、来年の目標を考えます。「できて嬉しく感じたことTOP3」は、あなたが喜びを感じやすい内容。目標を考える時に、自分の喜びを把握することは大切です。また、できなくて悔しく感じたことTOP3」は、あなたが来年すべきことにもちろん入ってきますよね。
そこから来年の目標を決めましょう。そして、実際に日常生活にどう組み込むか?まで考えること。無理なスケジュールは組まないで下さいね。

ここまで出来れば、来年こそはいつもと違った行動がとれます。成長には行動が、行動には具体的な分析と計画が必要。これで来年こそ、自分至上1番の良い年にしてくださいね。

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