夏の肌の悩みといえば紫外線。シミ予防や美白対策に余念の無い方も多いと思いますが、美白ケアに重点を置きすぎて、エイジングケアを怠ってはいないでしょうか?
20代の半ばまでは特に気にする必要はありませんが、アラサー世代以降は、美白と共にエイジングケアも徹底して行いましょう。そこで今回は、エイジンゲケアの中でも相当手ごわい「たるみ」に焦点を当ててみたいと思います。
丸顔・モチ肌はたるみやすい!?
色白の人の方がシミができやすいと言われますが、同じようにたるみやすい肌質というものが存在します。
丸顔や、顔にお肉が付きやすいタイプの人は、余分な肉が顔についているため、たるみが目立ちやすい傾向にあります。また、肉質の柔らかい人、他人から「モチ肌だね~」と言われる事が多い人も要注意。お肉が柔らかいのは女性として良い事でもありますが、柔らかいお肉はその分変形しやすいので、重力に負けて下がりやすいのです。
そのような自覚のある人は、同年代の女性と比べてたるみやすいので気をつけましょう。
たるみ改善は化粧品では無理!?
「肌を持ち上げる」「ハリを出す」と謳ったエイジングコスメは多々あります。小じわ程度ならば改善可能ですが、たるみを改善するには、エイジングコスメだけでは難しいのが正直なところ。
たるみケアに効果的なのはマッサージですが、毎日やるのは時間的にも厳しいのが現実。でも、日々のちょっとした気配りでたるみにくい肌にしていくことは可能です。日常生活で気をつけて欲しいのは以下の2点。
上を向いてシャンプーする
顔を下げて、髪の毛を顔の前に垂らした状態でシャンプーしてしまうと、頭皮と共に顔の皮膚も下に引っ張られ、たるみの原因になってしまいます。洗髪なんてたかが5~10分のことですが、ちりも積もれば山となります。シャンプーの際は、正面を向いて髪を後ろにたらした状態で行いましょう。
スキンケアは下から上へ
スキンケアを行う際は、肌を持ち上げるように下から上へ付けて下さい。リンパの流れに沿って馴染ませるのがベストですが、難しく考えず、気持ち上へ引っ張るようにしながら馴染ませるだけでも効果は出ます。スキンケアもシャンプー同様毎日の事。ほんのちょっと意識するだけでも、タルミの軽減に繋がります。
一度たるんでしまうと、それを元に戻すのは至難の業です。日常のちょっとした事に気をつけて、「たるまない肌」を目指しましょう。