Vol.255
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          『そこそこ週刊・畠山理仁』

         2019年の振り返りと2020年の展望
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●2019年を振り返る
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【2019年の概況】
最初にお願いがある。これからは少し辛い事実が並ぶが、笑いながら読んでほしい。これはあなたの身に起こったことではない。私・畠山の身に起こったことだ。あなたが落ち込む必要はない。私の人生をみて「バカだなぁ」と笑ってもらえると嬉しい。

2019年は年明けから濃い一年だった。これまで接点がなかったテレビ局や新聞社、ラジオ局、出版社など各媒体でコメント出演したり、記事を書いたりできたからだ。これはとても嬉しいことだった。ライターの仕事を続けてきてよかったと思う。

もちろん変わらないこともある。ノンフィクションをやっている人間にとってはよくあることだと思うが、慢性的に取材費が不足した。無理して取材に出かけて借金も増えた。

理由はわかっている。私がいわゆる「コタツ記事」(現地に出かけないでコタツにこもって執筆する記事)を書かないからだ。