そのため、「選挙期間中に有権者が各候補者の演説を聞く権利をどう保障するか」という課題はまだ残ったままだ。
『そこそこ週刊・畠山理仁』
そのため、「選挙期間中に有権者が各候補者の演説を聞く権利をどう保障するか」という課題はまだ残ったままだ。
Vol.321
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そこそこ週刊・畠山理仁
つばさの党代表ら3人が「選挙の自由妨害」の疑いで逮捕
東京都知事選挙が始まる前に知っておいてほしい原則
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●つばさの党「選挙の自由妨害」の疑いで逮捕
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NHKの報道によると、5月17日(金)午前、政治団体「つばさの党」の3人が「選挙の自由妨害」の疑いで警視庁に逮捕された。選挙の候補者であった人物が選挙の自由妨害罪で逮捕されるのはきわめて異例のことだ。
しかし、6月20日(木)告示、7月7日(日)投開票の日程で行われる東京都知事選挙には、つばさの党から黒川敦彦代表、根本良輔幹事長の2人が立候補する予定になっている。同党は「表現の自由、選挙の自由の範囲内」だと主張して、都知事選でも同様の活動を続けることを宣言している。
逮捕=有罪確定ではなく、公民権が停止されたわけでもない。たとえ勾留中であったとしても立候補は可能だ。候補者不在でも標記と腕章があれば街頭での選挙運動はできる。
そのため、「選挙期間中に有権者が各候補者の演説を聞く権利をどう保障するか」という課題はまだ残ったままだ。
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