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Vol.044 警戒区域内で牛を生かし続けたベコ屋の一年
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Vol.044 警戒区域内で牛を生かし続けたベコ屋の一年

2012-04-01 07:00
    Vol.044
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                そこそこ週刊・畠山理仁
     
            警戒区域内で牛を生かし続けたベコ屋の一年
     
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    ●警官は言った。「国は情報を隠している。逃げたほうがいい」
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    「打ち上げ花火みたいな、ボーンというか、ポーンというか、そんな音が鳴っ
    たんだ。オレはこの耳で聞いたよ」
     
     東京電力・福島第一原発から約14キロメートルの距離にあるエム牧場・浪
    江農場(福島県双葉郡浪江町)。ここで農場長を務める吉沢正己さんは、昨年
    3月12日午後3時36分に聞いた福島第一原発1号機の爆発音を
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