『そこそこ週刊・畠山理仁』
Vol.146
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『そこそこ週刊・畠山理仁』
「1強多弱」の「1強」までもが弱かった福島県知事選
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●おれの他に記者がいない!
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盛り上がらない、盛り上がらないと言われていた福島県知事選挙が、本当に盛り上がらないまま終わった。
投票率45.85%。史上最低に終わった前回知事選(2010年/42.42%)に続く史上2番目の低さだ。しかも前回知事選の投票日の天気は雨。今回は晴れだったのに、わずか3.45ポイントしか上回らなかった。やはり「本当に盛り上がらなかった」としか言いようがない。
県民の多くが盛り上がれなかった理由はさまざまだ。
「目の前の避難生活で手一杯でそれどころじゃない」
「誰が出ているか知らないし、誰がなっても一緒」
「野党に与党が相乗りして選択肢をあらかじめ国に奪われた」
「もう決まっているんでしょ?」
今回、福島県で取材をしていて驚いたことがある。
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