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あしたの編集者:その34「バッターボックスに立ち続ける方法:前編」(1,706字)
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あしたの編集者:その34「バッターボックスに立ち続ける方法:前編」(1,706字)

2017-02-16 06:00
    編集者にとって、成功以上に重要なのが失敗である。なぜなら、人は失敗の中でこそ成長するからだ。そして、失敗は成長の種でもある。失敗なくして成功はない。だから、成功するためにも失敗はする必要がある――いやし続ける必要があるのだ。

    では、失敗をするにはどうすればいいか?
    失敗というのは、実はするのが難しくもある。なぜかというと、失敗をすると周囲からの評価が厳しくなり、なかなか次のチャンスをもらえないからだ。野球でいうと、凡退し続けているとやがてレギュラーから外され、バッターボックスに立たせてもらえない。そうなると、もはや成功(つまりヒット)も覚束なくなる。

    だから、人が失敗し続けるためには、たとえ失敗しても「バッターボックスに立ち続ける能力」が必要となるのだ。
    では、人はどうすればバッターボックスに立ち続けられるのか?
    それには、以下の三つの能力が求められる。

    一、政治力
    二、代替力
    三、演出力
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