岩崎夏海さん のコメント
このコメントは以下の記事についています
イタリアのボローニャに来ている。絵本の買い付けをするためだ。
日本の出版社にとって海外の絵本を買い付けて日本語に翻訳して売ることは、それなりの利潤を生む。海外の著者や出版社にとっても、海外で自分たちの本が売れることは単なるビジネス以上に嬉しいということがあるので、比較的安く供出してくれる。それで、双方にとってWin-Winのビジネスが成立しやすい。
岩崎書店は、ずいぶん前からこの海外絵本の翻訳出版に積極的だ。理由はいくつかあるが、最も大きいのはぼくの叔父である前社長が海外に詳しかったことと、本の見極めが上手で売れるいい本をいくつも見つけることができたことだろう。彼はいつも自分で海外に行き、翻訳する本を直接買い付けてきていた。
おかげでぼくも、社長になったらその役を引き受けなければならなくなった。しかしぼくは、これまで海外に行って何かを買い付けてきたことなど一度もないし、日本でも商談らしい商
『もしドラ』作者の岩崎夏海です。このブロマガでは、主に社会の考察や、出版をはじめとするエンターテインメントビジネスについて書いています。写真は2018年に生まれた長女です。
ありがとうございます!
Post