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kururuさん のコメント

岩崎さんの都合のいいように、社会や大衆の意見を勝手に代弁するのは、公職選挙法第234条の扇動に関する項目に違反しモラルを欠いている。
No.1
65ヶ月前
このコメントは以下の記事についています
安冨歩さんがれいわ新選組から参院選に出ることになった。比例区だそうである。 ぼくは彼を応援したい。また彼のことをみんなにも応援してもらいたい。だからここに応援のテキストを書こうと思う。 ぼくが安冨さんを応援する理由は、彼が国会議員になれば世の中は良くなると思うからだ。 どう良くなるかというと、子供をめぐる環境が良くなると思う。そうして、子供と子供にかかわる全ての人たちの幸せが増える。だから、それは社会にとっていいことだと思うからだ。 なぜ安冨さんが当選すると子供をめぐる環境が良くなるかというと、今は子供をめぐる環境が悪いからである。何より時勢に合っていない。 しかし、多くの人がそのことに気づけないでいる。これは非常に由々しき問題だ。 多くの子供たちが、今この瞬間にも人間性を破壊し続けられている。そして人間性を破壊されると、よっぽど特殊な能力を持っていない限り、大人になってから社会の中で居場所を得られない。そうして生きる術を失ってしまう。不幸になる。 今の日本社会は、学校を無視した子供だけが生き伸びられるといういびつな状況だ。例えば、学校では計算の練習をさせられる。しかし、今の社会で人間が計算をする場面などどこにもない。この先もない。だから、計算の練習をするのは無意味なのだ。ただ計算の概念だけ知っていれば十分なのである。 しかし、今の学校では長い時間をかけて計算の練習をさせられる。これが、子供たちの人間性を破壊していく。 なぜかというと、こういう理路である。 昔、ある捕虜収容所では特集な拷問があった。それは、まず捕虜に穴を掘らせる。その上で、その穴を埋めさせるのだ。そういうふうに、人は「意味のないこと」をさせられると、人間性があっという間に破壊される。そうして、やがて心身共に病気に至り、いとも簡単に死んでしまう。その捕虜収容所では、そうやって捕虜を死に至らしめていたのだ。 今の日本の学校で行われていることは、これと同じである。計算をさせたり、あるいは年号を暗記させたり、朝礼で長時間立たせたり、一律に同じ距離を走らせたり。 そういう無駄な時間があまりにも多い。それを「無駄ではない」と反論する人は今でもいるが、しかしそれが無駄でなかったのは昔の話だ。 昔は、そういう授業にも意味があった。例えば学校で計算を習うと、会社の経理部でお金の計算を延々とし続けるのに役立った。学校で年号を暗記すると、顧客の電話番号を覚えるのに役立った。電話番号をたくさん覚えれば、いちいちアドレス帳を見る手間が省けたのだ。朝礼で長時間立っていると、駅の改札で切符を切ったり、ガードマンが監視で長時間立っていたりするのに役立った。 しかし今、そういう仕事はほとんどが機械に置き換えられた。今後も、ますます機械に置き換えられるだろう。だから、今までの学校でしていたような授業はもう社会に出てから役に立たないのだ。 そして、子供たちは本能的な鋭さでそのことを分かっている。しかしながら、大人たちがその無駄なことを強いるから、掘った穴を埋めさせられた捕虜のように、心身をどんどんと壊していっている。不登校が際限なく増え続けているのはそのためだ。そうして社会に出る頃には、多くの子供たちがとてもではないが今の社会では生きてはいけない状態になってしまっている。 そうした苦役を、毎年約100万人生まれてくる日本人の子供たちの、ほぼ全員が強いられている。これは、少子化より大きな問題だ。今の日本社会は、ほとんどの子供を20年後の社会では使い物にならない廃人に育て上げている。彼らは、生まれたその瞬間から捕虜収容所行きが決まったようなものなのだ。 これでは、日本という国は完全に没落する。あと20年で取り返しのつかない状況にまで落ち込むだろう。 中には、「この国は敗戦のように一旦破壊し尽くされないと復活できない」と考える人もいるかもしれないが、しかしそれではあまりにも犠牲が大きい。しかも、犠牲になるのは子供たちである。これを、なんとか食い止めることはできないか。 安冨さんは、そう考えたのだ。そうして、選挙に立ったのである。 そんな彼なら、犠牲者を一人でも少なくしてくれるだろう。だから、ぼくは安冨さんを応援したい。ぼく自身も、ぼくの周りの数人くらいの子供たちならそうした地獄から救い出せることはできるが、彼ならもっと大勢の子供たちを助けてくれる。彼や、れいわ新選組の山本太郎代表には、その力がある。 だから、ぼくはれいわ新選組と安冨歩さんを応援する。みなさんもぜひ、彼らを応援していただきたい。これはぼくからのお願いです。よろしくお願いします。
ハックルベリーに会いに行く
『もしドラ』作者の岩崎夏海です。このブロマガでは、主に社会の考察や、出版をはじめとするエンターテインメントビジネスについて書いています。写真は2018年に生まれた長女です。