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岩崎夏海さん のコメント

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岩崎夏海
>>3
読んでみます!
No.4
24ヶ月前
このコメントは以下の記事についています
マンガの始祖というと、やはり「戯画」ということになるだろう。そして戯画といえば、最も有名なのが「鳥獣戯画」である。これは、12世紀から13世紀にかけて、複数の手によって描かれた。一般には「鳥羽僧正」の作とされるが、必ずしも彼だけが描いたわけではない。 鳥獣戯画は「烏滸絵」の代表といわれている。「烏滸」とはバカげていたり滑稽であったりすることで、平安時代にはそういう芸をする人がいて、まず彼らのことをこう呼ぶようになった。また、同時代に滑稽な絵も描かれて、これを「烏滸絵」と呼んだのである。 こうしてみると、戯画が生まれた背景には、平安から鎌倉にかけての空気感がありそうだ。いわゆる平家から源氏へと移り変わる時代だ。この頃、各地で戦乱が巻き起こるようになり、社会情勢が不安定化した。そのため、同調圧力が高まり、そのガスを抜くために烏滸も発展したのだ。 平安時代は794年から1185年までだが、平家の
ハックルベリーに会いに行く
『もしドラ』作者の岩崎夏海です。このブロマガでは、主に社会の考察や、出版をはじめとするエンターテインメントビジネスについて書いています。写真は2018年に生まれた長女です。